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トヨタ自動車とNTTが、次世代の通信技術である「5G」に関し、これを自動車分野に活用するため、提携関係を結ぶという。月内にも公式発表が行われる見通し。
【こちらも】NTTドコモが5G実験を拡大 インテル、パナソニックら5社と提携へ
5Gは将来的に導入が期待されている通信規格であり、従来の4Gに比べ最高速度は約20倍、大容量のデータのやりとりが可能で、今後普及するIoT(物のインターネット化)や高度な自動運転などにとって、中核的な技術になるものと期待されている。
ところで、「4G」というのは微妙に聞きなれない言葉だと思われなかったであろうか。携帯電話などの通信機器の規格は、歴史を辿ると、1Gから始まり、2G、3G、そして4G、5G、という順序で進歩していっている。4Gが今一つ耳慣れないのは、「LTE」という呼び方の方が一般的だからだ。
LTEは、厳密にいえば4Gとイコールではない。作られた当初は3.9Gと呼ばれたり、色々な歴史的経緯を辿っている。だが事実上としては、au、ソフトバンクなどが用いている(※docomoではクロッシィと呼んでいる)LTEという規格が、実質的に4Gを構成するものと見なされているので、おおまかにいえばLTEは4Gである。
さて、肝心なのは4Gではなく5Gである。NTTドコモ社では、2020年のサービス運用開始を目指し、つまりは2020年代という新しい時代を担うべき新たなる世代とするために、目下、研究開発に注力しているところである。
ちなみに、NTTは当然のことながら自社単独で5Gの研究をしているわけではない。当然ながら大手各社が研究開発に協力している。具体的に名を挙げると、現在公表されているのは、エリクソン、富士通、ファーウェイ、インテル、キーサイト・テクノロジー、メディアテック、三菱電機、NEC、ノキアネットワークス、パナソニック、クアルコム、ローデ・シュワルツ、サムスン電子、以上13社である。
ここに「日本のトヨタ」の名が加わることになる、というわけだ。5Gの夜明けは近そうである。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
関連キーワードトヨタ、ソフトバンク、NTTドコモ、メディア、自動運転、パナソニック、サムスン、NEC、自動車、富士通、IoT(Internet of Things)、三菱電機、5G(第5世代移動通信システム)
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