社長の出身大学、日大が最多で2万1148人 帝国データバンク調査

2018年7月26日 21:20

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 帝国データバンクは25日、6月時点の企業概要データベース「COSMOS2」から企業の社長出身大学データを抽出。27万4,570人の出身大学をランキング形式で集計し発表した。

【以前の調査でも】社長は日大出身が断トツトップ-東京商工リサーチ

 「COSMOS2」は、約147万社を収録。そこから個人、非営利、公益法人を除いた社長の出身大学データを抽出。社長の出身大学では、日本大学が2万1,148人で最多。次いで、慶應義塾大学の1万903人、早稲田大学の1万283人、明治大学の8894人と続く。

 上場企業社長の出身大学では、慶大が260人で最多。次いで、東京大学と早大の172人、日大の81人であった。年商規模別にみると、50億円未満では日大が最多を保った一方、50億円以上では慶大が最多となり、年商規模による違いが表れた。男女別で見ると、男性社長は日大が最多で、慶大、早大、明大と続く。他方、女性社長は慶大が最多。日大、早大と続く。

●出身大学別ランキング

 日大出身の社長が2万1,148人で最多。次いで、慶大の1万903人、早大の1万283人であるが、出身大学上位3校の社長就任経緯を見ると、3校とも「同族承継」の割合が最多で50%程度を占め、次いで「創業者」の割合が30%程度を占める。社長として、会社の経営を継ぐ能力や実力も兼ね備えているのであろうが、次に多い「内部昇格」は約10%に留まる。

 上場企業の社長は全体の1%程度だ。慶大が260人で最多。次いで、東大と早大の172人、日大の81人、京都大学の79人である。年商別にみると、10億円未満では日大、10億円以上50億円未満でも日大がトップ。50億円以上100億円未満では慶大がトップ、100億円以上500億円未満、500億円以上でも慶大がトップであるが、年商が上がるにつれ、東大や京大など国立上位校がランクインする傾向がある。この分類での社長就任経緯は公表されていないが、「内部昇格」の割合が増した結果であろう。

 業歴別ランキングでは、100年未満では日大が最多。100年以上では慶大が最多だ。100年以上の業歴では、慶大、日大、早大の順である一方、10年未満の業歴でも日大、早大、慶大の順だ。10年未満の業歴では「同族承継」の可能性は少なく、経営トップに必要な起業精神を育む文化がこの大学にはあるのであろうか。

 社長の年代別でも特長がある。40歳未満では慶大が最多、40代から70代では日大が最多であり、80代では早大が最多であった。注目すべきは40歳未満である。慶大、日大、早大、明大、東大と続く。同族継承も含まれるであろうが、新たなビジネスモデルでの起業の可能性も高い。

 男女別ランキングでは、男性は日大、慶大、早大、明大と全体の傾向と同じであったが、女性では、慶大、日大、早大、青山学院大学であった。日本女子大学や共立女子大学の女子大に加えて、男子社長ではランクインしなかった青学、上智大学、立教大学などミッション系の大学が目立った。(記事:小池豊・記事一覧を見る

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