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「HondaJet」実機を香港、台北で初公開 アジアでの販売促進が進むか
香港、台北で初公開する小型ビジネスジェット機「HondaJet」。クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能および室内サイズを実現した小型ジェット機だ[写真拡大]
ホンダの航空機事業子会社のホンダ・エアクラフトカンパニー(HACI)は、小型ビジネスジェット機「HondaJet」の実機を香港、台北で初公開すると発表した。
HACI社長の藤野道格氏よれば「グローバル販売戦略の一環として、我々は中国を含むアジア地域においても市場調査を行なっている。HondaJetは、優れた燃費性能によって、これらの地域での飛行に適した航続距離を実現している。今後これらの地域で小型ビジネスジェット機の需要が高まると予想されるなか、HondaJetは迅速かつ快適な移動に有用なビジネスツールとなり得るはず。今回の公開を通じ、HondaJetの性能や利便性をお伝えできればと思っている」と述べた。
HondaJetは、ホンダが機体およびエンジンを基礎から開発した小型ビジネスジェット機。主翼上面のエンジン配置や自然層流翼型、一体成型複合材胴体など、ホンダ独自の技術を採用することで、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能および室内サイズを実現した小型ジェット機だ。
また昨年、HondaJetは、小型ビジネスジェット機カテゴリーで米国の2つの飛行ルートの最短飛行時間記録を更新した。この最短飛行時間記録は、テターボロ(ニュージャージー州)とフォート・ローダーデール(フロリダ州)間、およびボストン(マサチューセッツ州)とパームビーチ(フロリダ州)間で達成され、NBAAの会場で公式認定証が発行された。
現在、HondaJetは、カナダとメキシコを含む北米、欧州および中南米で販売されている。加えて、昨年12月にはアラブ首長国連邦のドバイで開催されたビジネス航空ショー(Middle East Business Aviation Association)において中東で始めてHondaJetを展示した。今回は、アジア地域で始めての展示公開となる。(編集担当:吉田恒)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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