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北京知財裁判所、iPhone 6/6 Plusは中国企業のデザイン特許侵害せずと判断
headless 曰く、 北京知財裁判所は24日、iPhone 6/6 Plusが中国企業Bailiのデザイン特許を侵害していないとの判断を示した(South China Morning Post、9to5Mac、Mac Rumors、人民法院報)。
Bailiは2014年、同社のスマートフォン「100C」のデザイン特許をiPhone 6/6 Plusが侵害する可能性があるとAppleに書面で通知している。2016年5月には北京市知財局がiPhone 6/6 Plusの販売差止命令を出したが、Appleの異議申立の結果、実際に販売が差し止められることはなかった。その後、Apple上海と北京の携帯電話販売会社が知的財産局やBailiの利害関係者らを相手取り、デザイン特許を侵害していないことの確認を求めて提訴していた。
裁判所ではBaili側が侵害されたと主張するデザイン要素の一つである側面のカーブについて、デザイン特許では円弧が非対称になっているのに対し、Apple製品では対称になっていると指摘。全体に見ても消費者が容易に識別できるほどの違いがあるなどとし、Apple側の主張を認めて侵害はないと判断している。知的財産局とBailiの利害関係者らは、上訴するかどうか検討すると述べているとのこと。
2014年時点では将来を期待される電子機器メーカーだったBailiだが、品質の低さが指摘されるなど、激しい競争が繰り広げられる中国のスマートフォン市場で生き残ることはできず、会社は破たんしている。中国市場ではAppleも激しい競争にさらされており、2016年はOPPOとvivoに抜かれ、シェア4位となっている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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