成田空港、16年は過去最高の旅客数、国際線で外国人が日本人上回る

2017年1月27日 16:47

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成田空港第一ターミナル

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 成田国際空港(NAA)が26日に発表した2016年1~12月(暦年)の「運用状況」によると、2016年の年間の旅客数は、国際線、国内線合わせて3,905万3,652人となり、過去最高を記録した。総発着回数は24万3,474回で、こちらも過去最高となった。

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 今回の調査はNAAが1978年以来毎月行っている成田空港の航空機発着回数、航空旅客数、航空貨物量、給油量の調査結果を、暦年にまとめたもの。

 旅客数のうち、国内線はLCC(ローコストキャリア)各社の路線開設、増便もあって700万4,576人(前年比4.2%増)となり、初めて700万人の大台を突破。7年連続で過去最高を更新した。国際線は3,204万9,076人で、このうち日本人旅客数は1,330万606人(同1.7%増)、外国人旅客数は1,392万866人(同11.4%増)となり、外国人旅客数が初めて日本人を上回った。総発着回数は初めて24万回を超え、同4.9%増となった。

 注目すべきは外国人旅客数の多さ。日本政府観光局(JNTO)は17日、2016年の訪日外客数が2,403万9,000人(前年比21.8%増)となり、JNTOが統計を取り始めた1964年以降、最多の訪日客数となったと発表。これまでの継続的な訪日旅行プロモーション、ビザの緩和、消費税免税制度の拡充などの取り組みが功を奏している形だ。

 訪日者の国別でみると、主要20カ国のうちロシアを除く19の国において、2016年は過去最高の訪日者数を記録した。中でも訪日者数第1位の中国は、前年比27.6%増の637万人となり、初めて600万人台に達している。中国の次に多いのは韓国(509万300人)で、台湾(416万7,400人)、香港(183万9,200人)、アメリカ(124万2,700人)、タイ(90万1,400人)と続いている。

 成田空港は1978年に開港したが、「成田空港運用状況1978年-2016年(暦年別)」によると、年間旅客数が初めて1,000万人を超えたのが1982年、2,000万人を超えたのが1989年、3,000万人を超えたのが2002年だ。今後もさらに訪日者数の増加傾向が続くなら、年間旅客数が4,000万人に到達するのはそう遠くはないだろう。(記事:荒川・記事一覧を見る

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