関西電力、兵庫県淡路市における風力発電事業の風車建設工事を再開

2011年10月3日 21:12

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 関西電力は3日、グループ会社の関電エネルギー開発が、兵庫県淡路市北部の丘陵地において、グループ初の風力発電事業(事業名:淡路風力発電事業)を実施するとしていたことに関し、2009年8月に着工し、中断していた風車建設工事を再開したと発表した。

 同社は、淡路風力発電事業について、2011年8月5日に、周辺地域への更なる配慮と共生の観点から、風車の建設基数を当初計画の12基(2万4,000kW)から7基(1万4,000kW)に変更し、うち3基の風車は、夜間の運転を停止することにしたと発表。この計画変更に伴い、2009年1月に提出した環境影響評価書の修正版を、2011年7月29日に兵庫県に提出していた。

 なお、8月29日に、淡路市に提出した7基の風車を建設する特定施設等設置等届に関して、9月26日に淡路市から「1号機の建設を取りやめとするよう計画を見直しすること」という要請を受け、1号機の建設を取りやめ、風車の建設基数を6基に変更しているという。

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