映画『C.R.A.Z.Y.』ジャン=マルク・ヴァレ監督が描く、音楽を愛する青年の反抗と成長

2022年5月12日 11:09

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『C.R.A.Z.Y.』が2022年7月29日(金)より劇場公開される。監督はジャン=マルク・ヴァレ。

■ジャン=マルク・ヴァレ監督、カナダ映画史に残る名作

 映画『C.R.A.Z.Y.』は、2021年12月、その生涯を終えたジャン=マルク・ヴァレ監督による作品。ジャン=マルク・ヴァレは、アカデミー賞3部門受賞の『ダラス・バイヤーズクラブ』や、ヴァネッサ・パラディ主演の『カフェ・ド・フロール』など、数々の名作を世に送り出してきた人物だ。

映画『C.R.A.Z.Y.』は、トロント国際映画祭最優秀カナダ映画賞、イリス賞13部門受賞ほか、多くの映画祭で高評価を獲得。“カナダが生んだ映画史に残る名作”とも評されている。

■保守的な家庭で育った青年ザックの成長を描く

 物語は、1960年代のカナダ・ケベック、保守的な家庭で育った青年ザックが、アイデンティティを確立するまでの葛藤と成長を描くもの。5人兄弟の4男として育ったザックは、キリストと同じ12月25日に生まれ、「特別な子」と呼ばれながら、クリスマスのミサへの参加を義務付けられてきた。

 軍で働き音楽を愛する父親と過保護気味の母親、それぞれ文武に秀でた兄2人、問題だらけの次男を観察しながら幼少期を過ごす。やがて思春期に足を踏み入れる1970年代。ザックは、父親と同じく音楽を愛しながらも、反抗を覚え、やがて自らのアイデンティティに目覚めていく。

■時代を彩る名曲と共に

 シャルル・アズナヴール、デヴィッド・ボウイ、ローリング・ストーンズらの時代を彩る名曲も魅力的。音楽、反抗、ユーモア、青春の躍動感と彩りにあふれた一本となっている。

■<映画『C.R.A.Z.Y.』あらすじ>

 1960年代の保守的な家庭で、5人兄弟の4男として育ったザック。「特別な子」と呼ばれた彼は、軍で働き音楽を愛する父親と過保護気味の母親、それぞれ文武に秀でた兄2人、問題だらけの次男を観察しながら幼少期を過ごす。やがて思春期に足を踏み入れる1970年代。ザックは自らのアイデンティティと、父親の価値観の間でもがくようになる。

【詳細】
映画『C.R.A.Z.Y.』
公開日:2022年7月29日(金)
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
出演:ミシェル・コテ、マルク=アンドレ・グロンダン、ダニエル・プルール

2005/フランス、モロッコ/フランス語、英語/カラー/129分 映倫:PG12 後援:カナダ大使館、ケベック州政府在日事務所 配給ファインフィルムズ

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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