7月の百貨店売上、10カ月連続のマイナスに スーパーは3カ月連続プラス

2020年8月22日 18:22

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 日本百貨店協会の発表によると、7月の全国百貨店売上高は、新型コロナウイルスや豪雨などの影響で10カ月連続のマイナスだった。また日本チェーンストア協会の発表によると、7月のスーパー売上高は食品や家庭用品が好調で3カ月連続プラスだった。

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■売上高が10カ月連続マイナス

 21日、日本百貨店協会が7月の全国百貨店売上高概況を発表した。売上高は3,912億7,718万9,000円で前年同月比(店舗数調整後)20.3%減となり、10カ月連続でマイナスとなった。

 前月と比較して祝日が1日多く、お中元需要はECや電話受注が好調。生活必需品や食料品、衛生用品は底固く、ラグジュアリーブランドや時計、宝飾品などの高額商品は健闘した。一方で新型コロナウイルスによる外出自粛、催事の縮小や廃止、さらに豪雨や長梅雨などの影響がマイナスに働いた。

■インバウンドが88.7%減

 前年同月と比べた入店客数の増減では回答のあった113店舗中、増加が4店、変化なしが6店、減少が103店。7月歳時記の売上(クリアランス、夏休み)では増加が8店、変化なしが12店、減少したが63店だった。顧客別では、国内市場が16.1%減で10カ月連続、インバウンドが88.7%減で6カ月連続のマイナスと、どちらも厳しい状況が続いている。

■家電や生鮮食品が堅調

 都市別・都市以外の地区別では、全てマイナスとなり、特に都市では札幌(前年同期比:23.1%減、以下同じ)、東京(27.9%減)、京都(21.1%減)、大阪(24.8%減)、福岡(21.0%減)、都市以外の地区別では北海道(12.7%減)、関東(13.6%減)、中国(12.8%減)、九州(17.5%減)の落ち込みが大きい。一方で都市別では神戸(7.4%減)、都市以外の地区別では東北(4.0%減)、近畿(9.7%減)、四国(6.4%減)が1桁の落ち込みに留めている。

 商品別でも全てマイナスとなり、特に雑貨の化粧品(35.8%減)、食堂・喫茶(43.6%減)、サービス(27.2%減)の落ち込みが大きく、反対に家電(5.1%減)、生鮮食品(5.9%減)、その他食料品(9.4%減)などの落ち込みが小さかった。

■チェーンストア売上は3カ月連続プラス

 同日、日本チェーンストア協会が7月の販売統計を発表した。7月のスーパー総販売額は1兆806億9,195万円で前年同月比(店舗調整後)2.6%増となり、3カ月連続でプラスとなった。

 部門別では農産品(前年同月比:11.5%増、以下同じ)、水産品(10.1%増)などの食品関連と、家具・インテリア(14.4%増)、家電製品(10.3%増)などの住居関連品が好調だった一方、衣料品が押しなべて不振だった。(記事:県田勢・記事一覧を見る

関連キーワードインバウンド百貨店売上高新型コロナウイルス

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