19年の国内ネット広告費、動画が57%増 ソーシャルは26%増 電通など調べ

2020年3月19日 19:01

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インターネット広告媒体費総額の推移(予測)(画像: 電通の発表資料より)

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 電通などが2019年の国内インターネット広告費用の分析結果を発表し、伸び率はやや鈍るものの2020年も2桁の伸びを見込んでいることが分かった。

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■インターネット広告費は前年比2桁増

 17日、D2C、サイバー・コミュニケーションズ(CCI)、電通、電通デジタルが「2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」を発表した。

 2019年の国内総広告費は6兆9,381億円。このうちインターネット広告費は前年比19.7%増の2兆1,048億円となり、広告費全体の30.3%を占めた。またインターネット広告費のうちインターネット広告媒体費は同14.8%増の1兆6,630億円となっている。

■ビデオ(動画)広告が5割増

 インターネット広告媒体費(1兆6,630億円)のうち最も多いのは、検索連動型広告の6,683億円で全体の40.2%を占めている。ついでディスプレイ広告が5,544億円、ビデオ(動画)広告が3,184億円、成果報酬型広告が1,049億円、その他が170億円。

 ただし検索連動型広告、ビデオ(動画)広告、成果報酬型広告が18年から伸びている一方で、ディスプレイ広告は前年比マイナスとなっている。特に伸びているのはビデオ(動画)広告で前年比57.1%増となっている。

■運用型広告が全体の約8割

 インターネット広告媒体費を取引手法別でみると、最も多いのは運用型広告(検索連動型広告、デジタル・プラットフォーム、アドネットワークを通じて入札方式で取引されるもの)が前年比15.2%増の1兆3,267億円となり、全体の79.8%を占めた。

 ついで予約型広告(純広告やタイアップ広告として代理店・メディアレップを経由するか直接広告主に販売されるもの、またデジタル・プラットフォームやアドネットワークを通じて固定価格で取引されるもの)が同17.4%増の2,314億円。成果報酬型広告(インターネット広告を閲覧したユーザーがあらかじめ設定されたアクションを行った場合にメディアや閲覧ユーザーに報酬が支払われる広告)が同5.9%増の1,049億円だった。

■SNSなどで展開するソーシャル広告は26%増

 各種のSNS、ブログサービス、動画共有サイト、電子掲示板などで展開するソーシャル広告は4,899億円で、18年の3,890億円から26.0%増となり、インターネット広告媒体費に占める割合は18年の26.9%から29.5%に増えている。またソーシャル広告(4,899億円)の内訳をみると、SNS系が2,280億円で全体の46.5%、動画共有系が1,139億円で23.2%、その他が1,480億円で30.2%となっている。

■2020年予測は1兆8,459億円

 2020年のインターネット広告媒体費総額の予測は19年比11.0%増の1兆8,459億円を見込んでいる。伸び率では18年の18.6%を頂点に微減の傾向にあるものの、市場規模としては15年の9,194億円から6年で倍増となる見通し。このうちビデオ(動画)広告の市場規模は同13.0%増の3,597億円を見込んでいる。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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