2019年の国内インターネット広告費、初の2兆円超え

2020年3月16日 16:27

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記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 大手広告代理店の電通が3月11日、日本の広告費についての状況をまとめた「2019年 日本の広告費」を公表したITmediaCNET Japan)。

 2019年の総広告費は推定で6兆9,381億円(前年比106.2%)と、8年連続でプラス成長となった。

 一方で、新聞・雑誌・ラジオ・地上波テレビのいわゆる「4媒体」の総広告費は2兆6,094億円(前年比96.6%)で5年連続で減少。特に減少幅が大きかったのは雑誌で前年比91.0%(1,675億円)、新聞は前年比95.0%(4,547億円)、ラジオは前年比98.6%(1,260億円)、テレビは前年比97.3%(1兆8,612億円)となっている。

 一方でインターネット広告費は2兆1,048億円で、前年比119.7%と伸びている。いわゆる「4媒体」由来のインターネット広告費も伸びているようだ。また、屋外広告やダイレクトメールなどの「プロモーションメディア広告費」は2兆2,239億円で前年比107.5%と成長している。これにはイベントや展示、映像などが前年比158.4%と大きく増加したのが影響しているようだ。

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