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トヨタブース外観イメージ(トヨタ自動車の発表資料より)[写真拡大]
トヨタなどの自動車関連各社は17日、「人とくるまのテクノロジー展2017横浜」に出展することを発表した。自動車技術会が主催する同展示会は、自動車業界の第一線で活躍するエンジニアのための技術展。世界から最新技術や製品が集い、自動車技術会創立70周年となる今年は出展社数・出展小間数ともに過去最多となる見込みだ。横浜での開催は5月24~26日、パシフィコ横浜の展示ホールにて行われる。
トヨタは、2月にフルモデルチェンジした新型プリウスプラグインハイブリッド車(PHV)の駆動用モーターなどに加え、これまで発電機としてのみ使用していた発電用モーターを駆動にも使う「デュアルモータードライブシステム」や電池容量を拡大し走行距離の大幅に延長を実現したリチウムイオン電池などを展示する。
日立オートモーティブシステムズは、自動運転システムコーナーを設け、高度な自動走行を実現するカメラやレーダーなどを用いた360度センシング技術、安全制御技術などの協調制御システムを実車大の展示台で映像や実機にて紹介する。また燃費向上に貢献するエネルギー制御システムや、音声や振動でドライバーに運転情報を提供するスマートコックピットなども紹介する。
SUBARUは、2016年度の「衝突安全性能評価大賞」を受賞した「新型インプレッサ」や「スバルグローバルプラットフォーム」を展示し、進化した安全性能と走行性能の技術を動画やパネルで解説する。また「新型インプレッサ」は試乗会も開催する。
ジェイテクトは、小型のスケルトンカーを用いて、電動パワーステアリングやハブベアリングなどの自社製品を紹介する。実際に動かすことで自動車の中でどのような役割を担っているかを視覚化する。また補助電源システムや高級車向けの高出力電動パワーステアリングシステムなども展示する。
デンソーは、トヨタの新型プリウスPHVにも搭載されている空調システムや大画面ディスプレイなどを展示する。空調システムでは空調の消費電力を低減し、外気温度の低い環境でも高効率な暖房を可能にしている。大画面ディスプレイでは、ナビゲーションやテレビ、エアコンやオーディオ操作など複数の情報を同時に表示し、ドライバーに分かりやすく情報を伝える。
昨年行われた展示会では538社が出展し、約8万7300人が来場した。国内最大規模の展示会として毎年企業が力を入れている。名古屋でも6月28~30日に開催される予定だ。(記事:高橋珠実・記事一覧を見る)
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