国内宿泊旅行者、18年度は2年連続で増加 費用も大きくアップ じゃらん調査

2019年7月10日 11:51

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同じ調査で聞かれたテーマ別の「都道府県魅力度ランキング」(画像: リクルートライフスタイルの発表資料より)

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 リクルートライフスタイルの調査によると、2018年度の国内宿泊旅行は、実施者が2年連続で増加するとともに旅行費用が大きく増加したことが分かった。

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■宿泊旅行の実施者が2年連続で増加

 9日、リクルートライフスタイルが運営する調査・研究機関「じゃらんリサーチセンター」は、「じゃらん宿泊旅行調査 2019」を発表した。これは2018年度(2018年4月~2019年3月)における国内の宿泊旅行について調査したもので、全国20~79歳の男女などを対象にインターネットで調査を行い、今年で15回目となる。

 18年度に国内宿泊旅行をした人の割合は56.4%で、前年度比0.8ポイント増となり2年連続で増加した。延べ宿泊旅行者数(推計)は1億4,777万人、延べ宿泊数(推計)は2億6,416万人泊で、いずれもわずかながら前年度から増加。旅行回数は2.78回で、前年度と変わらず、1回あたりの平均宿泊数は1.78泊で、前年度比0.02泊増だった。

■平均費用は5万8,500円、個人旅行もパック旅行も増加

 1回あたりの宿泊旅行費用の平均は5万8,500円で、前年度の5万1,600円から6,900円増加した。このうち、個人旅行は5万6,700円で、前年度の4万9,300円から7,400円増加、パック旅行は7万5,300円で、前年度の7万3,000円から2,300円増加している。

■「友人と」が減り、1人旅が増加傾向

 旅行における同行形態を尋ねたところ、最も多かったのは「夫婦2人」が25.2%、ついで「1人」が18.0%、「友人との旅行」が12.8%、「小学生以下の子連れ旅行」が12.0%、「親連れ家族旅行」が8.4%などとなっている。

 「友人との旅行」は10年ほど前には15%を超えていたが近年は減少傾向にある。その一方で15年ほど前には10%程度だった「1人」が徐々に増加し、初めて18%台に乗せた。また「夫婦2人」は10年程前から増加していたが、前回の25.7%から今回は25.2%と4年ぶりに減少している。

■東京都、北海道、大阪府がトップ3

 都道府県別で最も延べ宿泊旅行者数(推計値)が多かった旅行先は、東京都の1,573万人で前年度比32万人増。ついで北海道(旅行者数:1,134万人、前年度比:68万人増、以下同じ)、大阪府(809万人、34万人増)、静岡県(733万人、40万人減)、神奈川県(705万人、5万人減)、長野県(693万人、9万人減)、京都府(623万人、54万人減)、千葉県(619万人、66万人増)、沖縄県(533万人、7万人減)、福岡県(496万人、7万人減)までがトップ10。

 トップ3と千葉県の4都府県で旅行者数が増加した反面、京都府など他の6府県で旅行者が減少したが、トップ10の順位に変動はなかった。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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