欧州宇宙機関、太陽の3000兆倍の質量を持つ巨大銀河団の写真を公開

2019年2月21日 14:48

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記事提供元:スラド

yamajun88曰く、 欧州宇宙機関(ESA)が、2014年に発見された銀河団「ACT-CL J0102-4915」の写真を公開した(sorae)。ESAのサイトから、高解像度データや壁紙用の画像をダウンロードできる。

 「ACT-CL J0102-4915」は太陽の3,000兆倍の質量を持つ巨大銀河団で、スペイン語で「El Gold」(英語で「The Fat One」、デブの意味)との愛称が付いている。その名の通り、これまでに観測された銀河団の中で最も大きく高温で、最も明るいX線を放っている。

 今回公開された写真はRELICS(Reionization Lensing Cluster Survey) という観測プログラムの一環としてハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、5つの可視光波長と4つの赤外線波長の合成写真となっている。

 El Goldは2つの銀河団が高速で衝突して形成されたことが分かっている。また、重力レンズ効果の観測によって、ダークマターが周囲に分布していることも確認されている。この研究は2021年に打ち上げ予定のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に引き継がれる予定だ。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード重力レンズダークマター欧州宇宙機関ハッブル宇宙望遠鏡

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