セダン不調は世界的な流れ バリエーションの統廃合も?

2017年5月16日 08:17

小

中

大

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

セダン離れが叫ばれて長く経つが、世界的にもSUVが台頭し、セダンの売れ行きは不調。もはやセダン離れは世界的な流れと言える。

セダン離れが叫ばれて長く経つが、世界的にもSUVが台頭し、セダンの売れ行きは不調。もはやセダン離れは世界的な流れと言える。[写真拡大]

写真の拡大

 日本において「セダン離れ」が進んでいると言われて長く経つ。エコカー、ミニバン、軽自動車の人気が高くなり、セダンが売れなくなっている。1990年代では、新車販売台数ランキングで10車種中5車種が占めていたものが、13年1月では「クラウン」と「カローラ」のみに。17年1月時点では、クラウンとカローラすらも10位以内に入っていない。ノートやプリウス、アクアといったエコカーや、セレナといったミニバンが上位を争っている。

 しかし、このような流れは日本だけではない。世界的にもSUVがブームとなっており、セダンの売上が低下している。トヨタ自動車?7203?が昨年12月に「C-HR」を発売。ハイブリッドタイプのSUVで、販売後1ヶ月で月販目標の8倍、4万8000台を受注した。マツダ?7261?のSUV「CX-5」も発売後1ヶ月で受注台数が目標の7倍と好調だ。一方で、セダンは全体で前年同期比11.5%減となっている。

 トヨタ自動車では、約40車種を販売しているが、セダンの売上は3割程度落ちているという。ミドルセダンであるマークXも生産が中止されるのではないかという声も挙がっている。同社のセダンは、シニア層に人気があるカローラやアリオン、プレミオといった小型車、クラウン、センチュリーといった高級車、そしてミドルセダンはカムリという、集約されたラインナップになっている傾向が強い。今後バリエーションの統廃合もあり得るかもしれない。

 確かに低燃費で地球にも財布にも優しいエコカーや軽自動車、人も荷物もたくさん乗れる使い勝手が良いミニバンが人気なのは当然だろう。しかし、安定感がある走りで、フォルムもスマートなセダンのバリエーションが少なくなってしまうのは寂しい印象だ。セダンの復権という道は無いのか、今後も自動車業界を見守りたい。(編集担当:久保田雄城)

■関連記事
メルセデス・ベンツAクラスにセダンコンセプト登場、上海で世界初公開
60歳を迎えた日本の名車“羊の皮を被った狼「スカイライン」、歴代モデル展示イベント
ホンダ、燃料電池車「クラリティ」のボディにEVとPHEVを載せて米国で発売
LEXUS最上級セダンLS500のスポーツバージョン“F SPORT”をNYショーで発表
アウディ・ジャパン、新型 A5/S5 Coupé、Sportback、Cabrioletを発売

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワードマツダトヨタSUVハイブリッド車クラウン自動車カローラセレナミニバン軽自動車アクア(トヨタ)プリウスC-HRマークXCX-5

広告

広告

写真で見るニュース

  • スウェーデンの首都ストックホルムにあるノーベル博物館の扉 (c) 123rf
  • 地上階の空間設計。(画像:大阪地下街発表資料より)
  • 新型「BMW X1」。(画像: ビー・エム・ダブリューの発表資料より)
  • エクステリア(写真:トヨタ自動車発表資料より)
  • 完成した住友不動産秋葉原駅前ビル(住友不動産発表資料より)
  • 登録証と記念盾。(画像:Meiji Seikaファルマ発表資料より)
  • 結び目状をした複数の星周円盤が連星系を囲む様子 (c) ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), Alves et al.
  • 車の鍵を失くした場合は、焦らず冷静に対応することが重要である。
  • 大型低温重力波望遠鏡KAGRA (c) 国立天文台
 

広告

ピックアップ 注目ニュース