オンラインで駐車場をシェアする「SUUMOドライブ」開始へ

2017年3月26日 05:59

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SUUMOドライブはスマートフォンから利用可能となる予定である。(画像:リクルート住まいカンパニー発表資料より)

SUUMOドライブはスマートフォンから利用可能となる予定である。(画像:リクルート住まいカンパニー発表資料より)[写真拡大]

 SUUMOと言えば、日本最大級の、広く名を知られた不動産・住宅情報サイトである。それを運営しているリクルート住まいカンパニー社が、新たに、駐車場シェアリングサービスを開始する。もちろん、ただコインパーキングの運営を始めるという話ではない。SUUMOの強みを活かし、余っている駐車場の「貸したい」不動産側のニーズと、駐車場を探すドライバーの「借りたい」ニーズを、オンライン上でマッチングするというサービスだ。その名は「SUUMOドライブ」である。

 SUUMOドライブは、ベースは一時貸しのサービスである。オンラインで検索することのできる一時貸しサービスとして駐車場を提供することで、不動産主は遊休地を活用し、収益化することができる(それに加え、月極契約の募集を並行して行うこともできるようになっている)。

 SUUMOドライブの利用にあたっては、「事前予約」「カード決済」が可能で、スマートな駐車場利用が可能である。料金はというと、「格安」を謳っている。最小単位はなんと、15分10円からであるという。また、予約は10日先まで空きを探すことができる。

 さらに、24時間のトラブル対応も行う。なお、参入できる不動産主は法人のみであり、個人管理の駐車場には対応していないので、個人間のトラブルの心配も無用だ。

 SUUMOドライブの実際の使い方だが、以下のような用途を想定しているという。

 ひとつ、イベントなどのとき。事前に予約ができるので、コインパーキング不足に悩まされることもない。ふたつ、ふらっと買い物に出かけたくなったとき。いつでも駐車場の探索ができるので、気ままな行動にも対応してくれる。

 みっつ、旅行に際して。日本全国、どこへ行くにも、観光地巡りで車の置き場所に困るシーンを減らすことができる。よっつ、外回りの営業向けに。いつつ、住宅街にある友人・知人などの家に、車で訪問する場合に。むっつ、最後に、冠婚葬祭も車でOK、という触れこみである。

 なお、サービス開始は、今年のゴールデンウィークを目標としている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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