Threads、5日間で1億人の利用者数を達成もプライバシー面で不安も

2023年7月13日 08:59

印刷

記事提供元:スラド

Twitterの対抗サービスである「Threads」が、わずか5日で1億人の利用者数を達成した。これまで最速を記録していた「ChatGPT」の2か月で1億人を大幅に超えたという。Threadsは、Instagramの既存ユーザーが利用しやすくすることで急速に成長してきた(CNETWIRED)。

ソーシャルメディアとプライバシーの専門家であり、MeWeの創設者であるMark Weinstein氏は、これまで多くのTwitter対抗サービスが登場してきたが成功してこなかった。Threadsは初めてその可能性を持っていると語る。ただし、ThreadsはFacebookやInstagramなどのMetaの他の製品と同様に、Threadsもデータ収集と監視に基づいて収益を上げると予想されている。

Threadsは現在、100か国に提供されているが、欧州連合(EU)では利用できないという。MetaがEUでThreadsを提供していない理由は明確化されていないが、2024年に施行される予定のデジタル市場法や、Threadsアプリのプライバシーに関する懸念に関連している可能性がある。こうした指摘は複数の媒体で指摘されており、WIREDの記事では、ユーザーデータを現状のまま収集されたくないのであれば、分散型プロトコルが実装されるまではアカウントはつくらないほうがいいかもしれないとしている。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | Facebook | SNS | プライバシ

 関連ストーリー:
Twitter対抗サービス「Threads」が前倒しリリース。1日経たずに3000万人登録達成 2023年07月07日
Twitter混乱で対抗サービスの活動が活発化。MetaのThreadsなど 2023年07月05日
イーロン・マスクとマーク・ザッカーバーグがケージファイトをすることで合意か 2023年06月27日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事