紙と電子を合わせた出版市場、2019年はプラス成長

2020年1月28日 07:55

印刷

記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 2019年の紙媒体での出版と電子出版を合わせた市場は1兆5432億円で、昨年比で32億円の微増となった(HON.jp)。

 2014年から2018年まではずっとマイナス成長だったが、そこから一転プラス成長に。要因としては電子コミックの成長があるようだ。漫画村閉鎖の影響とも言われているが、果たして。とはいえ、魅力的な電子コミックサービスが増えてきたのは大きいとは思う。

 電子出版の市場のうち電子コミックは2593億円(同29.5%増)、電子書籍(文字もの)は349億円(同8.7%増)、電子雑誌は130億円(同16.7%減)だったという。電子雑誌については、携帯電話販売店においてNTTドコモの「dマガジン」を契約させる行為が見直されたことから会員数が大幅に減少、これが市場縮小に影響しているという。

 スラドのコメントを読む | ビジネス | 書籍

 関連ストーリー:
日本の書店がどんどん潰れていく本当の理由 2018年12月11日
講談社が新たな定額漫画配信サービスを開始、マンガ雑誌6誌を読み放題 2018年03月01日
電子コミックスの売り上げが紙を上回る 2018年02月28日
2015年の電子コミックの総売り上げ、紙のマンガ雑誌総売り上げをついに上回る 2016年03月10日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事