ほぼすべての癌細胞に反応し、健康な細胞には反応しない免疫細胞見つかる

2020年1月23日 17:43

印刷

記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 ほぼすべてのがん細胞に対して効果を持つ免疫細胞が発見されたという(TelegraphNature Immunology掲載論文GIGAZINE)。

 telegraphによると、カーディフ大のチームはもともと細菌への免疫を目的として遺伝子編集技術であるCRISPR–Cas9で遺伝子の特定を行っている最中に、偶然この細胞を偶然見つけてしまったらしい。

 この免疫細胞はがん細胞にだけ反応する、今までに発見されていない受容体を備えているそうで、様々ながんに効果があるという。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | バイオテック | 医療

 関連ストーリー:
炭疽菌の毒素を使った膀胱がんの治療法が考案される 2019年12月03日
部位によって大きく異なるがん5年生存率、平均66.1%、膵臓がんは9.6% 2019年08月10日
被曝と甲状腺がんの関連性と甲状腺検査の是非 2019年07月18日
NEC、AIを使ったがん治療の臨床試験を開始へ 2019年05月30日
犬の駆虫薬でがんが完治? 2019年05月08日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事