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ショッピングセンター5月売上、10連休と夏物好調で4カ月連続プラス
■10連休と気温上昇で4カ月連続前年比プラス
24日、日本ショッピングセンター協会が5月のSC販売統計調査報告を発表した。2019年5月のショッピングセンター売上高は、前年同月比2.6%増の5,308億7,777万4,000円となり、4カ月連続でプラスとなった。
【前月は】ショッピングセンター4月売上、飲食堅調で3カ月連続プラスに
ゴールデンウィークが10連休になったことや、月後半に気温が上昇したため夏物衣料をはじめとした夏関連の商品が好調だったことが好調の要因だった。また業種別の販売動向では、飲食が好調だった。
■テナントとキーテナントともにプラス
このうち、テナントの売上高は同3.0%増の4,310億9,848万5,000円となり、全体同様に4カ月連続でプラスとなっている。テナントの前年同月比プラスが3%を超えるのは、2017年11月(3.2%増)以来18カ月ぶり。また、キーテナントの売上高は同0.8%増の997億7,918万8,000円となり、2018年9月以来8カ月ぶりにプラスに浮上した。テナントとキーテナントの前年同月比がともにプラスとなるのも8カ月ぶり。
■周辺部が都市部を上回る
都市別で好調だったのは、仙台市(前年同月比:4.6%増、以下同じ)、大阪市(2.4%増)、神戸市(7.6%増)など。反対に前年割れとなったのは広島市(3.7%減)のみ。その他の地域別では、北海道のみが前年同月比1.1%減となった以外は全てプラスで、特に関東(3.0%増)、近畿(3.6%増)、中国(4.0%増)、九州・沖縄(3.9%増)が好調だった。
都市部合計では前年同月比2.0%増、その他の地域合計では同3.0%増となり、周辺部が都市部を上回った。概況によると、九州・沖縄ではリニューアルを進めた大都市中心部とSCや郊外の大型SCが好調、神戸市は周辺地域の大型のSCが好調でエリア全体を押し上げたという。(記事:県田勢・記事一覧を見る)
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