東京駅の自動販売機でストライキ、自販機が空になる事態に

2018年4月28日 21:58

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 サントリー食品インターナショナルグループの自動販売機大手ジャパンビバレッジ東京に対する、被雇用者からのストライキで、東京駅の自動販売機が空になる事態が生じているという。

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 ジャパンビバレッジ社と被雇用者側の争点は、主には「残業代の未払い」である。そもそも、ストライキは4月18日にも行われた。ただしこれは「順法闘争」と呼ばれるものであった。ストライキの一種ではあるのだが、「法定時間のみ労働し、法定の休憩時間を取り、法定時間が過ぎたら退勤する」というただそれだけのものである。

 だが、基本的に「不当な、残業代の支払われない」労働に依存することで回っていた東京駅の自動販売機は、ただそれだけで売り切れが続出する事態になったという。

 18日のストライキを受けてもジャパンビバレッジは被雇用者サイドの要求ならびに労働基準監督署からの是正勧告に応じず、残業代の支払いなどを行わなかったため、28日、今度は全日のストが決行された。これはいわゆる、一般に知られているところのストライキであり、つまり労働者が一切の労働を放棄する、という措置を取ることである。古くは産業革命期などに、工場の操業を停止する目的で行われたという例が歴史によく知られている。

 あまり平成の時代の日本で馴染みのあることではないが、いちおう大前提となる部分から説明しておくと、日本においてストライキは合法である。このことは憲法が保障する労働者の権利である。引用する。

 「日本国憲法第28条 勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。」

 もちろんこれを受けて作られている法律も数々存在する。例えば労働組合法である。際限がないのでその詳細をこの場で説明することはしないが、ともかく、ストライキは「残業代を受け取る権利」などと並び、日本の労働者の正当な権利なのである。

 さて、ジャパンビバレッジ側は同社の社員などを集めて東京駅で自販機の補充を行わせるなどの対応を講じているが(ちなみにこうしたものも古典的な、昔からあるストつぶしの手口である)、この結果がゴールデンウィーク明けにどう出るか、ジャパンビバレッジの「順法闘争」とストライキの報告集会は、5月6日18時からハロー貸会議室東京駅八重洲北口1階で行われるとのことである。

 参加は自由であるようなので、興味のある人は行かれては如何だろうか。(藤沢文太)

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