レクサス、デトロイトショーでクロスオーバーのコンセプトカー公開

2018年1月18日 10:12

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「Lexus LF-1 Limitless」コンセプトカー。(画像:トヨタ自動車発表資料より)

「Lexus LF-1 Limitless」コンセプトカー。(画像:トヨタ自動車発表資料より)[写真拡大]

  • 「Lexus LF-1 Limitless」エクステリア。(画像:トヨタ自動車発表資料より)

 トヨタ自動車の高級車ブランド、レクサス(LEXUS)。その新しいコンセプトカー「Lexus LF-1 Limitless」が、アメリカで開催されている2018年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において世界初公開となった。新たしいラグジュアリーの方向性を提案する、フラグシップ・クロスオーバーであるという。

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 独特なのは力強いエクステリアである。長いノーズ、後方に構えたキャビン、そして重心の低いボディ。走りを感じさせる力強いプロポーションは、「鍛え抜かれた日本刀」にインスピレーションを受けているという。

 この特徴的なフロント(画像2枚目参照)。ヘッドランプも独特の形に進化させられている。リアはワイド感が強調され、ランプは薄く水平に抜けている。左右に別れたリアスポイラーは、大きなガラスルーフの解放感を引き立てる。

 もちろん先端技術も採用されている。自動運転技術を搭載。目的地までの運転操作を車両が担う、ショーファーモードがある。さらに、時間の概念を導入し、状況判断を可能とするその名も「4Dナビゲーション機能」も搭載だ。ナビディスプレイの他、スマートフォンやタブレットと連動することもできる。

 なお、LEXUSは2025年をめどに全世界全モデルを電動専用・電動グレード設定設定車とすることが見据えられているため、従来のガソリンエンジンやハイブリッドが用意されないわけではないらしいが、プラグインハイブリッド(PHV)、電気(EV)、燃料電池車(FCV)などを含めた、多彩なパワートレーンの搭載が構想されているという。

 全体的には、自動運転技術の搭載と次世代的デザインが目玉のポイントではある。これが21世紀のこれからの年代における、LEXUSの新時代の姿となるのであろうか。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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