日本郵便、稀覯職・切手デザイナーを求人募集

2017年3月6日 08:53

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切手は美術品の一種とも言われ、専門の収集家も存在する世界である。

切手は美術品の一種とも言われ、専門の収集家も存在する世界である。[写真拡大]

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 日本郵便は、現在、切手デザイナーを募集している。募集人数は1名。応募は4月20日必着となっている。

 切手デザイナーという職業、特に説明せずとも何をする職業であるかは名前を見ればだいたいご想像いただけるかと思うが、一応募集要項にある業務内容を見ると、切手、はがき、関連ステーショナリー、関連広告物等のデザイン、デザイン企画、並びに広報活動であるという。

 また、こちらも想像に難くはないと思うが、切手のデザインをする人間が、いかに日本が人口約1億2,000万の国であるといえどもそうそう大勢必要になろうはずもなく、総合職業情報サイト「職業ガイド」の記事によると、2015年時点で、日本国内に、切手デザイナーの数は全部で7人だったそうである。募集そのものが滅多に行われない為、このような極めて珍しい職業となっている。どんな人並み外れた才能を持っていようとも、なろうと思ってそうそうなれるものではないであろう。

 参考までに、日本の稀覯職の中で有名なものに「ひよこ鑑定士」というのがあるが、これは超難関の試験を合格する必要がある。この試験を突破する人の数が年間2、3人というから、存在するひよこ鑑定士の数はせいぜい100人かその程度と推測される。ただ、海外に活躍の場を求める資格所持者も多いらしく、日本に現在どれくらいの数がいるかは判然としない。

 ちなみに、これよりもマイナーなもので、筆者も一つ特殊な職業を知っている。心理捜査技官、と通称される、心理学を用いて犯罪の研究をする警察関係の専門職である。科学警察研究所というところが求人を出すのだが、これが数年に1人程度のペースでしか募集がなく、心理学の世界で最難関の職業と言われている。

 さて、切手デザイナーの話に戻ろう。応募資格は美大もしくは専門学校卒、コンピュータを用いたデザインの専門知識と、実務経験が3年以上、だそうである。

 いったいこれが募集1名に対してどれくらいの応募倍率になるのか、他人事ながら想像するだけでちょっと恐ろしいが、もしこの記事をお読みの方で、我こそはという方がおられたら、陰ながらご健闘を祈らせていただきたい。(藤沢文太)

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