8月中旬から「カプセルオーナーになれる!」ファンド募集開始、「泊まれる中銀カプセル」4つのデザイン案が決定!

プレスリリース発表元企業:株式会社エンジョイワークス

配信日時: 2024-07-09 11:00:32

2024年冬(予定)、横須賀・ソレイユの丘に開業「カプセルヴィレッジ」



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「泊まれるカプセル」設置イメージ図

株式会社エンジョイワークス(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:福田和則、以下「エンジョイワークス」)は、2022年に惜しまれつつも解体された、中銀カプセルタワービルの「カプセル」保存再生と活用事業に取り組んでいます。中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト(前田達之代表)と協力して、2024年冬(予定)に、横須賀市にある長井海の手公園「ソレイユの丘」に、泊まれるカプセル「カプセルヴィレッジ」を開業することになりました。同プロジェクトが所有している5つのカプセルを、世界で唯一の「泊まれるカプセル」として、再生する事業です。そのうち4つのカプセルの内装デザインを公募し、このほど4案を決定しました。プロジェクト実現に向けて8月中旬(予定)から、「カプセルオーナーになれる!」ファンド (仮称)の募集を開始します。

内装デザインの公募期間中(4月9日~5月15日)、142名のエントリーがあり、計62作品を審査しました。小学生3年生から70代までの多世代から「カプセル」への思いを形にした内装デザインが集まりました。審査は同プロジェクト代表の前田氏とエンジョイワークスと共に行いました。
採択者デザイン(50音順、敬称略)
石橋 知美(イシバシ トモミ)「ハレとケ -日常を仕舞い、何も無い贅沢を楽しむ方丈-」
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61795/20/61795-20-724ffa72a98b2e6c2c641031c5a5aa10-1654x886.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

<コンセプト>
デジタル機器などに常に接している多忙な現代人が、「何も無い贅沢」を味わうことができるカプセルの提案。カプセルに入ると、まず持ってきた荷物を置くための収納のスペースが広がる。そこで荷物を置き、服を着替え、奥へと開口をくぐり抜ける。畳の上には一つの灯とちゃぶ台だけが置かれており、丸い窓から海が広がっている。鴨長明が都を離れ方丈で生活したように、現代人が日常をおき、奥へとくぐり抜け、何もない贅沢な時間を過ごす。




<プロフィール>
2010年 武庫川女子大学生活環境学部生活環境学科卒業
2014年 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科建築設計学専攻修了
2014年 株式会社アール・アイ・エー
2019年 有限会社スキーマ建築計画
2024年 YOTTO一級建築士事務所設立

奥野 幹(オクノ ミキ)「洞(うろ)」
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61795/20/61795-20-f8581f06bbfc8980c6b2fad4beead7bf-2400x2400.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

<コンセプト>
大木にある 「洞(うろ)」は、中に引き込まれるような魅力がある。内部は静けさと程よい暗さの中で、 葉音や鳥の囀りに満たされる。カプセルの持つ「ネスト」のような性質と「洞」の空間性を掛け合わせ、未体験空間への冒険心を刺激し、自然と一体となれる空間。



<プロフィール>
2004年 東北大学工学部 建築学科卒業
2005~2006年 阿部仁史アトリエ
2008年 東北大学大学院修了
2008~2014年 ティーハウス建築設計事務所
2015年 Moo-Flat design設立
京都芸術大学非常勤講師

岸田佳晃/井辺陽子/小林佑輔 「Horizon Capsule - 風景を取り込むカプセルホテル -」
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61795/20/61795-20-71b910b21fb17597d8449a9d2fdf58bd-3500x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

<コンセプト>
全溶接トラスによるシンプルな立方体のカプセルを、黒川紀章のメタボリズム思想を投影したアートとして展示することを試みる。
水平線に寄り添うように空間を二分し、上部空間はカプセルの構造躯体をアートと見立てたギャラリー空間、下部空間は宿泊設備を備える。メタボリズムの思想の下、都市(銀座)から自然(水平線)へと交換された風景をカプセル内部に取り込むことで新陳代謝する。



<プロフィール>
岸田 佳晃
2004年 日本大学理工学部建築学科卒業
2007年 イーストロンドン大学大学院留学
2008年~2013年 株式会社アラキ+ササキアーキテクツ勤務
現在、合同会社THIRDPROJECT 代表

井辺 陽子
2009年 日本女子大学住居学科卒業
2011年 ⾸都大学東京大学院都市環境学部建築学科域修了
2011年~2023年 株式会社アラキ+ササキアーキテクツ勤務
現在、Studio the SUN 共同主催

小林 佑輔
2013年 明治大学理工学部建築学科卒業
2015年 明治大学理工学研究科建築学専攻 門脇耕三研究室 修⼠課程修了
2015年~2020年 株式会社アラキ+ササキアーキテクツ勤務
現在、tombow architects 主催

早坂直貴/斧田裕太/中村一翔「Off Pod」
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61795/20/61795-20-d956a07db799381d1fa60688b8c23066-2481x1754.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

<コンセプト>
情報が届きすぎる時代に、何も届かない場所でしか気づかない景色、思い出せない感覚、考えられないことがある。あえて届かないことに特別な価値を感じる人は多い。彼らのためのoffになる空間。



<プロフィール>
早坂直貴
2007年 芝浦工業大学工学部建築工学科卒業
2012-2014年 岡田哲史建築設計事務所
2014-2017年 渡仏(パリ)
2014-2017年 ATELIER TANE TSUYOSHI ARCHITECTS
2017年 邸宅巣箱設立

斧田裕太
2012年 芝浦工業大学大学院修了
2012-2014年 團紀彦建築設計事務所
2014-2019年 手塚建築研究所
2022年 邸宅巣箱参画

中村一翔
2016年 多摩美術大学美術学部環境デザイン学科卒業
2016-2024年 佐久間徹設計事務所
2024年 邸宅巣箱参画

<特別賞>今回の公募では実現できなかったものの、素晴らしい計画であった作品

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木原虎士朗
「じぞくかのうな泊まれるカプセル」





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水越俊宇
「SPROUT - 発芽するカプセル」




【審査員によるコメント】
今回のデザインコンペは小学生から70代までの幅広い年齢層の方々に応募いただき、半世紀以上前に黒川紀章が提言した「新陳代謝」というコンセプトを実現させる、さまざまな作品が集まりました。その中で、今回選出した4案は限られた空間を最大限に使い、カプセルが持っているコンセプトを現代にアップデートさせています。この「泊まれるカプセル」で、多くの方が、新たな素晴らしい体験に出会えることを期待しています。

*設置するカプセル5つのうち、4つは今回選んだデザインを採用し、残る1つはタワー現存時のオリジナルの内装となります。


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設置イメージラフスケッチ(ランドスケープデザイン監修:株式会社NOOSA/代表:岩見大督)
「泊まれるカプセル」のオーナーになれるファンド!8月から募集開始
開設にかかる費用は、当社が運営する地域活性ローカルファンド「ハロー! RENOVATION」で調達します。事業に対する共感や応援、参加をコンセプトとし、一般の投資家だけではなく、自治体や地域金融機関、地元企業から大手企業までさまざまなステークホルダーが事業に参加できる仕組みです。投資される皆さんは、いわば「カプセルオーナー」。リターンのほかに、投資家限定の特典も設定されます。2018 年には中銀カプセルタワービル(解体前)の一つのカプセルをリノベーションして賃貸事業を行うプロジェクトでも当ファンド活用し、多くのカプセルファンが投資や関連イベントに参加しました。

今後のスケジュール(予定)は、2024年8月中旬からファンドによる資金調達を行い、その後、内装デザインの工事などを実施。2024年末から25年年明けのオープンを目指しています。開業日等は当社「ハロー! RENOVATION」ウェブサイトやSNSでお知らせします。*工事進捗などにより、開業時期が変わる可能性があります。

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過去のファンド実績(抜粋)

「ハロー! RENOVATION」ウェブサイト https://hello-renovation.jp/
*エンジョイワークスは、共感投資プラットフォーム「ハロー! RENOVATION」を活用した空き家・遊休不動産の再生の取り組みにおいて2023年、国土交通省の第1回「地域価値を共創する不動産業アワード」でアワード大賞を受賞しました。


[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61795/20/61795-20-30b993caae09d2588d2ad46a330d5138-678x480.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

本カプセルヴィレッジプロジェクトの進捗状況やファンド募集の情報については特設LINEで発信しています。ぜひご登録ください。



当事業は、そのカプセルを宿泊施設として活用し、世界で唯一の「泊まれるカプセル」へ生まれ変わらせるプロジェクトです。設置場所に関しては横須賀市やソレイユの丘運営事業者にも多大なご協力を頂いています。
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海見えの眺望、かつ緑に囲まれているソレイユの丘


設置場所の横須賀市「長井海の手公園ソレイユの丘」は、2023 年4 月のリニューアルで大型アスレチックやジップラインのほか、グランピング施設も増設し、宿泊機能を拡充しています。昨年度の年間来園者数は100万人を超えており、同園による「長井海の手公園等交流拠点機能拡充事業」は、内閣府が新設した「第1回PPP/PFI事業優良事例表彰」において特別賞(人口20万人以上の地方公共団体、国等で事業化された事例部門/部門A)を受賞しています。

中銀カプセルタワービルとは
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現存時の中銀カプセルタワービル(提供:中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト)

1972年に建築家の黒川紀章が銀座8丁目に設計した140個のカプセルが積み重なったような、集合住宅です。日本の建築理論・運動「メタボリズム」の代表作品と言われましたが、2022年、惜しまれつつ解体されました。構成していたカプセル140個のうち、中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトが23個を、黒川紀章建築都市設計事務所監修のもと修復しました。これらを「カプセル新陳代謝プロジェクト」として国内外の美術館や商業施設での展示のほか、宿泊施設およびギャラリーなどの様式でカプセルの再生に着手しています。2023年にはアメリカ「サンフランシスコ近代美術館」への収蔵も公表されました。そのほか、国外の主要な美術館での展示も予定されています。


*中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト 前田達之氏インタビュー記事
【エンジョイワークスメールマガジン ENJOYWORKS TIMES】
https://enjoyworks.jp/times/077/


[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61795/20/61795-20-386e643cee5deffcdfecc39385894d75-806x487.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社エンジョイワークス
本社 : 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-3-1
電話 : 0467-53-8583
代表取締役 : 福田和則
設立 : 2007年11月
コーポレートホームページ : https://enjoyworks.jp◆令和6年度 国土交通省PPP協定パートナー
◆宅地建物取引業 [神奈川県知事(3)第28062号]
◆一級建築士事務所 [神奈川県知事登録 第16506号]
◆不動産特定共同事業者 [金融庁長官・国土交通大臣 第114号](第1号、2号、3号、4号に掲げる事業を行う)
◆第二種金融商品取引業 [関東財務局長(金商)第3148号]
◆住宅宿泊管理業者 [国土交通大臣(02)第F00604号](関連会社グッドネイバーズにて取得)

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