劇場版「転スラ」、北米興行ランキングで初登場8位に 世界各国で公開へ

2023年1月30日 08:12

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©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

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 日本でも大ヒット公開中のアニメ映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が、2023年1月20日よりアメリカで公開され、週末3日間の北米興行収入ランキングで初登場8位にランクインした。イギリス、フランスなど世界各国で公開されることも決定している。

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■世界中で巻き起こる「転スラ」旋風!

 伏瀬のライトノベルを原作とする人気アニメ『転生したらスライムだった件』は、平凡なサラリーマンからスライムに異世界転生した「リムル=テンペスト」を主人公とした異世界ファンタジー。

 初の劇場版作品である『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』は、魔物たちの国「魔国連邦」(テンペスト)を築いたリムルの新たな戦いを描く。テレビアニメから引き続き『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』の菊地康仁が監督を務め、物語は伏瀬の完全新作ストーリーとなっている。

 2022年11月25日に日本公開された本作は、公開から2か月で国内観客動員数100万人を突破。興行収入は13億7,000万円を突破し、2022年の国内の映画興行収入ランキングで28位にランクイン。そんな劇場版「転スラ」が2023年1月20日より北米の劇場1,473館で公開されると、週末3日間で158万ドル(約2.05億円)の興行収入を記録。週末興行収入ランキングで初登場8位にランクインした。

■世界各国で続々公開が決定

 2022年12月に香港、マカオ、台湾で公開。台湾では初登場1位を獲得した劇場版「転スラ」。2023年1月にはアメリカのほか、イギリス、アイルランド、オーストラリア、カナダ、オランダ、ドイツ、メキシコ、シンガポール、マレーシアでも公開される。2月にはフランス、ベルギー、ルクセンブルク、韓国、クウェート、カタール、サウジアラビア、UAEでの公開が決定している。

 特にシリーズの熱狂的なファンからの評価が高い劇場版「転スラ」が、世界各国のファンの元へ届けられるのが楽しみだ。

■映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』あらすじ

 「魔国連邦」(テンペスト)の西に位置する「ラージャ小亜国」は、かつては金の採掘で栄えていたが、今は危機的状況に陥っている。女王の「トワ」は王家に代々伝わるティアラの魔力で民を守っていたが、その代償としてティアラにかけられた呪いを受け、命を蝕まれていた。

 そんな中、テンペストに大鬼族(オーガ)の生き残り「ヒイロ」が現れる。ベニマルたちの兄貴分だったというヒイロは、トワに命を救われた恩返しに、トワと「ラージャ小亜国」を守るためリムルに助けを求めにきたのだった。しかしそこには驚くべき陰謀が待ち受けており……。(記事:ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る

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