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ベントレー、「マリナー・バトゥール」を米カリフォルニアで初公開へ
ベントレー・マリナー・バトゥールのティザー画像(画像: ベントレーモーターズジャパン発表資料より)[写真拡大]
ベントレーモーターズジャパンは9日、最新モデル「マリナー・バトゥール」を、米国カリフォルニア州で開催する「モントレー・カー・ウィーク」で、8月21日にワールドプレミアすると発表した。
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マリナーはもともとベントレー・コンチネンタルGTシリーズにある派生モデルの名称。マリナーと銘打たれているものは、基本的にベントレーのビスポーク(特注)部門として製作を受けている。
そのためマリナーは、シリーズのなかでは最高レベルのラグジュアリースタイルとされる。ベントレーのロードカーのなかでも精巧に作られており、ディテールにはハンドメイドによるこだわりが随所で見られる。
バトゥールは湖の名前に由来する。インドネシアのバリ島、キンタマーニ高原にある湖で、広さは16平方キロメートル、深さ88mのカルデラ湖だ。バカラルと同じく、美しい自然湖にちなんだ命名である。
マリナー・バトゥールは、ベントレーのBEV自体を体現するモデルとされる。多くのメーカーが電気自動車の開発に乗り出すなか、ベントレー流のBEVに対する解釈が、マリナー・バトゥールに込められるのだろう。伝統的に豪勢なデザインでおなじみのベントレーが、BEVといかに調和させるのか。
これまでベントレーでは、8月に「マリナー・バカラル」の生産が最終段階にあると発表している。こちらは世界で12台限定であり、発表時点ではそのうち8台をすでに納車しているという。マリナー・バトゥールは、バカラルに次ぐモデルだけに、注目度が高まりそうだ。
バカラルは2シーターのオープントップモデル。ベントレーらしく重厚で豪華なビジュアルでありながら、新進気鋭のオープンカーらしくワイルドな見た目に感じられた。バトゥールはBEVとして、どのようなビジュアルを披露するのか。21日の世界初公開が待たれるところだ。
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