映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』木村拓哉が信長に、濃姫・綾瀬はるかと紡ぐ夫婦の愛

2022年8月12日 11:35

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『THE LEGEND & BUTTERFLY(レジェンド・アンド・バタフライ)』が、2023年1月27日(金)に公開される。木村拓哉、綾瀬はるかが出演。

■織田信長と濃姫、激動を生きる夫婦の物語

 東映70周年を記念した新作映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』は、織田信長と濃姫を主人公に、激動の戦国時代を生き抜いた“男と女”の30年の軌跡を描く物語だ。映画タイトルの“レジェンド”は戦国武将・織田信長を指し示し、“バタフライ”は、「帰蝶」という呼び名も持っていたと言われている信長の正室・濃姫を表している。

 戦国時代、天下から“魔王”として恐れられた織田信長。歴史に燦然と輝くその武将としての歩みは多くの日本人が知る事実だが、一体どうしてそこまで激しく、非情に日本を制圧していくことができたのだろうか?その裏には、信長とその妻、濃姫との2人の物語があった。政略結婚という最悪の出会いから始まった二人は、いかにして真の夫婦となり、共に天下統一へと向かって行ったのか?夫婦愛のもどかしさと切なさを、圧倒的な映像美とともに描き出す。その総製作費はなんと20億円。圧巻のスケールを期待できそうだ。

 〈映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』あらすじ〉

尾張の織田信長は、格好ばかりで「大うつけ」と呼ばれていた。この男の元に嫁いできたのは、「マムシの娘」と呼ばれる男勝りの美濃の濃姫だった。権威を振りかざし尊大な態度で濃姫を迎える信長と、臆さぬ物言いで信長に対抗する濃姫。敵対する隣国同士の政略結婚という最悪の出会いを果たした二人は、性格も真逆で、お互いを出し抜いて寝首をかこうと一触即発状態、まるで水と油のような関係だった。

そんなある時、強敵・今川義元の大軍が攻めて来る。圧倒的戦力差を前に絶望しかけた信長であったが、彼を奮い立たせたのは、濃姫の言葉であった。二人はともに戦術を練り、激論の末に奇跡的勝利を収める。真っ向から対立していた二人はこの日から次第に強い絆で結ばれ、やがて誰も成し遂げたことのない天下統一へと向かっていくのであった――。

■木村拓哉&綾瀬はるかが信長と濃姫に

 織田信長と濃姫の物語を演じるのは、木村拓哉と綾瀬はるか。豪華キャストを迎え、壮大な歴史ドラマを描き出す。

 ■織田信長…木村拓哉
木村拓哉が織田信長を演じるのは、自身の時代劇初出演となったTVドラマ「織田信長 天下を取ったバカ」(98/TBS)以来約25年ぶり。“本能寺の変”に至るまでの信長の激動の生涯を、圧倒的存在感とともに表現する。

木村は、織田信長という人物について、「個人的に思うのは、(信長は)本当に生い立ちに然り、当時かなり時代の流れとは逆行した幼少期を過ごして、親からの偏った愛情を受けていると思う。人と人が純粋に愛し合って、結ばれる世の中ではなかったでしょうし、想像もできないようなストレスにも苛まれたり、死も隣り合わせだったと思います。風習・しきたりとか、その中で平和に見える世の中に疑問を抱いて、結果として悲しい終わり方をしているかもですけど、初めて疑問に思っていたことに対して声を高らかに、行動を持って責任を持って果たした人。傍らにいてくれた濃姫の存在のおかげで判断できたこともあると思いますし、信長しか抱くことしかできなかった愛情もあったんだろうなと思います」と語った。

 ■濃姫…綾瀬はるか
天下統一へと駆け上がる信長と対等に向き合い、臆さぬ物言いで時に信長を導いていく信長の妻。演じるのは、映画『奥様は、取り扱い注意』や『はい、泳げません』など話題作への出演が続く綾瀬はるか。

 『THE LEGEND & BUTTERFLY』の脚本を手がけたのは、『コンフィデンスマン JP』シリーズなどで知られ、2023年のNHK 大河ドラマ「どうする家康」の脚本も務める古沢良太。また、監督は、『るろうに剣心』シリーズでアクションエンターテイメントの金字塔を打ち立てた大友啓史が担当する。

■木村拓哉&綾瀬はるか&古沢良太&大友啓史のコメント

 木村拓哉、綾瀬はるか、古沢良太、大友啓史は映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』に向け、以下のようにコメント。

〈木村拓哉 コメント〉
「歴史上の人物には魅力のある方たちが沢山いるんですけど、自分は特に織田信長に惹かれる部分が多いです。たまたま、木村家の家紋と織田家の家紋が全く同じ、“織田木瓜”という家紋があって、幼少期、時代劇を後ろから覗き見していた時に『なんで自分の家紋が映っているんだろう』って不思議だったんです。そこから歴史を学んでいって、同じ家紋なんだと分かり親近感がありました。

中には残虐的な行為もあるけど、その行為の根幹にあるものを、資料を見て知っていくうちにどんどん魅力を感じていきました。こういった大作で彼(信長)を演じさせていただけて名誉ですし、今を生きる僕たちが当時実際に生きていた人たちを演じ、物語を作るうえで『当時の方たちに失礼のないような作品にしたいですね』と綾瀬さん、古沢さん、大友監督とも現場で話しました。彼を演じさせていただけるという、本当にこの上ない舞台を用意していただいたので、全力で演じさせていただきました」

〈綾瀬はるか コメント〉
「今までに観たことのない信長と夫婦の物語が描かれているなと感じました。人間らしい部分がコミカルであったり、その時代に生きているふたりの生きざま、夫婦がひとつになっていく人生の描かれ方がとても素晴らしく、読み終わった時に心が持っていかれました」

〈古沢良太 コメント〉
「3年位前に、東映さんから『木村拓哉さんで信長の映画を作ることが悲願』と熱く語っていただき、どういう切り口が良いのかを考えました。中でも戦国時代の政略結婚というのは興味がありました。信長と濃姫の夫婦の物語として描けば、カリスマイメージがある信長の裏側を描けるのではないかというのがモチベーションとなりました。ヒロインには綾瀬はるかさんが決まって、監督が大友啓史さん。最高の座組になっているので、歴史劇としても、歴史に興味がない人でも夫婦の愛の物語として楽しんでもらえると思います」

〈大友啓史 コメント〉
「プロットがある段階で古沢さんにお会いして想いを伝えたところ、1ヶ月後には第1稿が送られてきました。それを一気読みして、すぐプロデューサーに『初稿で撮れる作品は、初めてだよ!』と連絡した記憶があります。我々に創作の余地をきっちり残していただき、余白を与えていただいた。エンターテイメントにも溢れ、夫婦の物語として入り口は広いけど、最後の出口がものすごく深いところにたどり着けるんですよね。木村さんと綾瀬さんも生きているうちに撮りたいと思っていたので、この二人に加えて脚本でトドメを刺されたという感じです」

【詳細】
映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』
公開日:2023年1月27日(金)
出演:木村拓哉、綾瀬はるか
監督:大友啓史
脚本:古沢良太
配給:東映

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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