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コロナ対策に「断食」のススメ!

2020年5月7日 06:36

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■腸を休ませることで免疫を活性化

 筆者は長年、大学受験生を相手にしてきた。だから風邪はもちろん、インフルエンザなどに感染するわけにはいかない。それはこの業界においてはゼッタイのおきてである。

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 そのため、いかに感染から身を守るか、長年、工夫を重ねてきた。その結果、たどり着いたのが「1日1食」という生活である。

 人間の免疫システムの7割を占めるのが「腸管免疫」である。だが、現代人はあまりに腸に負荷をかけすぎる生活を送っている。

 日本には、胃腸に負担をかけないような伝統食があるにもかかわらず、精力をつけるためにステーキだ、スイーツは別腹だ、と、あまりにも腸に負荷をかけすぎる生活をしている。

 その結果、365日24時間、腸は消化のために働き続け、免疫システムにエネルギーをまわす余裕がない。免疫力はガタ落ちである。それでマスクの心配をしてもね、という観はある。

■マスクより手洗い

 そもそも、そのマスクにウィルスが付着している。人体にとってマスクは異物である。だから、しょっちゅうマスクを触る。そこにウィルスがべったりこびりついているだろう。「せきエチケット」とはいうが、マスクがそもそもウィルスのキャリアになっているし、セキやくしゃみは、体内に侵入してきたウィルスを外に出そうとする、初期の抗体反応である。それをまた吸い込むのか…ということだ。

 だから、マスクをするならゼッタイ手で触らない、手を触れたマスク、セキやくしゃみをしたマスクはかたっ端から捨てて手を洗う。お医者さんがそうしているだろう。

 マスク以前に手洗い、洗顔である。きちんと手を洗っている…で、その蛇口の栓は洗っているだろうか。石鹼で手を洗ったら、必ずその手で栓を洗って水をかけて閉める。

 手と同様に、体中にウィルスが付着している。その人の癖でよく手をやる箇所、鼻、目元、耳たぶなどだ。だから、手洗いをするときは、手と一緒に顔も洗う。

 大学受験生を直接指導していたときは、授業の合間に手洗い洗顔をしてきた。「ラッコみたいだ」と生徒たちに笑われたが、誰のためでもない、生徒たちのためだ。

■食べすぎは万病のもと

 第1防御は、手洗い洗顔。第2防御は免疫システム。第3防御が細胞レベルでのオートファジーである。細胞は、飢えると古くなったミトコンドリアや侵入してきたウィルスを囲い込みアミノ酸に分解してしまう。オートファジーは飢えたときに盛んに起こる。

 ライオンを見ればわかるだろう。満腹したライオンはゴロゴロ寝そべってばかりいる。それは消化吸収にエネルギーを割くためだ。飢えたライオンは集中力が増し、五感は研ぎ澄まされ、瞬発力、持久力が増す。だから獲物を狩ることができるのではないか。

 ライオンが空腹で、免疫力が落ちてウィルスに感染、待っているのは「死」である。だから生命システムは、飢えたときに免疫力、生命力が活性化するようにできている。

 だが、食は大きな楽しみの1つだから、いきなり1日1食はつらい。でも「8対16時間断食」なら手軽に始められる。朝食1回を抜くだけである。昼から8時間は何を食べてもよい。ただし、睡眠時間も含めて16時間は、一切カロリーを摂取しない。

 新型コロナの蔓延は、ほんとうに憂慮すべき事態だが、生命はウィルスによって進化してきた、という説もある。このウィルスが人類に問うているのは、人類の歴史上かつてない「飽食」する生き方そのものなのかもしれない。満腹したライオンになりたいのか、飢えたライオンになりたいのか、ということである。(記事:大学受験国語のフットプリンツ 谷村長敬・記事一覧を見る

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