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「シエンタ」リコールの改善箇所説明図(画像: トヨタ自動車の発表資料より)[写真拡大]
トヨタ自動車は26日、「シエンタ」のハイブリッド車13万7,000台などのリコールを国土交通省に届け出た。
【こちらも】ホンダ・N-BOXスラッシュ、電動ブレーキに不具合でリコール
シエンタのリコールは、ハイブリッド車のエンジンルームの後部にあるカウルルーパの防水構造に問題があったことによるもので、集中豪雨クラスの多量の雨水がかかると、水がエンジン上部に滴り落ち、燃焼室に入り込み、コンロッドが変形して異音が発生するというもの。最悪の場合は、エンジンが破損する可能性もあるという。
リコール対象車両は2015年5月7日から2018年9月3日にかけ製作された13万7,016台で、型式がDAA-NHP170G、車台番号NHP170-7000016~NHP170-7138943。
改善内容は、カウルルーパにシール材を貼るとともに、エンジンに防水カバーを追加する。またエンジンを点検し、既に異常が生じている場合はエンジンを新品と交換するという。
なお、これまで152件の不具合報告が報告されているが、事故は発生していないとのこと。
そのほか、アクアなど約2万台もリコールが届け出られている。こちらは、電圧変換装置のはんだ付けが不十分であったために補機バッテリへの充電が出来なくなり、警告灯が点灯するというもので、最悪の場合はハイブリッドシステムが停止、走行不能になる可能性があるという。
対象車種はアクア、カローラアクシオ、カローラフィールダー、シエンタ、ヴィッツ、JPN TAXIとなっている。
もう1件、こちらは日野自動車から、トヨタ ダイナ200、トヨタ ダイナ300、トヨタ ダイナ400、トヨタ トヨエースG25、トヨタ トヨエースG35、トヨタ トヨエースG45のリコールも届けられている。ブレーキフルードのラベルの貼り付け指示が不適切だったということと、溶接のミスから最悪の場合走行できなくなる可能性がある、というものである。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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