関連記事
EV購入の条件、「価格が手ごろになったら」が7割 年齢により違いも パーク24調査
パーク24が行った電気自動車に関するアンケート結果によると、電気自動車を購入する条件において価格を重視する人が多いと同時に、20代は好きな車種の有無を、50代や60代以上は航続距離を重視している人が多いことが分かった。
■ガソリン車以外で購入検討「あり」が58%
7日、駐車場経営などを行うパーク24が電気自動車に関するアンケート結果を発表した。これは、タイムズクラブが運営する会員制サービスに加入している人を対象にインターネットアンケートを行ったもので、有効回答者数の9,683人分を集計・分析している。
ガソリン車以外のクルマ購入の検討をしたことがあるかを尋ねたところ、「ある」が58%、「ない」が42%だった。またガソリン車以外で購入を検討したことのあるクルマの種類では、「ハイブリッド車」が42%と最も多く、ついで「電気自動車」が29%、「ディーゼル車」が27%、「水素自動車」が5%、「PHV(プラグインハイブリッド車)」が3%だった。
■電気自動車は「価格が手ごろになったら」
電気自動車について「どのようになったら購入するか」を尋ねたところ(複数回答)、最も多かったのは「価格が手ごろになったら」で70%だった。ついで「EVステーションが増えたら」が47%、「航続距離に不安がなくなったら」が39%、「好きな車種があったら」が36%などとなっている。
回答のうち、「価格が手ごろになったら」と「EVステーションが増えたら」の答えた人は年齢層による差が少なかった。しかし、「航続距離に不安がなくなったら」と答えた人の割合は、20代が33%、30代が35%、40代が37%と30%台を推移したものの、50代では46%と増え、60代以上では51%と過半数となった。
また「好きな車種があったら」と答えた人の割合は、20代が47%と半数近くだったのに対して、30代は40%、40代は35%、50代は32%、60代以上は23%と、年齢が上がるとともに少なくなっている。
■まだまだ少ない航続距離の理解
調査では39%が「航続距離に不安がなくなったら」と答えているが、電気自動車のカラログに掲載している充電1回あたりの航続距離について尋ねたところ、「知っている」は31%、「知らない」は69%と倍以上の差がついた。ただし「知っている」と答えた人の中で具体的な航続距離を把握している人は、前回調査の61%から、今回では78%に増えていることから、「電気自動車に対する理解」は進んでいるようだ。(記事:県田勢・記事一覧を見る)
スポンサードリンク
関連キーワード
スポンサードリンク
- 能登半島地震から2カ月 被災地域の現状と、広がる支援の輪 3/10 21:41
- 世界一の長寿国は再び日本に 香港はストレスで後退 1/23 09:27
- 能登半島地震から半月 政府・民間企業からの支援が続々 1/21 17:55
- 消費者庁、災害便乗の悪質商法に注意呼び掛け 1/ 7 15:04
- 掃除にかける時間は「3時間」? 大掃除がカンタンになった意外な理由とは 12/28 16:12