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福岡市のホークスタウン跡、三菱地所の商業施設「マークイズ」が11月に開業
マークイズ福岡ももちの全体街区完成イメージ(三菱地所発表資料より)[写真拡大]
福岡市中央区地行浜のホークスタウンモール跡地で三菱地所が建設している大型商業施設の「マークイズ福岡ももち」が11月21日開業と決まった。成長する福岡市都心西部の新たなランドマークともいえ、福岡市の顔の1つであるヤフオクドームに隣接しているだけに、全国的な注目を集めそうだ。
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マークイズ福岡ももちはホークスタウンモール跡地の約5万4,000平方メートルを再開発し、鉄骨4階建ての本体棟と8階建ての別棟を建設する。2棟は通路で結ばれ、延べ床面積12万5,000平方メートルのうち、店舗面積が4万8,000平方メートルを占める。福岡市内では天神地区より西側で最大規模の商業施設になる。
入居する店舗は163店。内訳は物販115店、飲食25店、サービス23店となる予定。家具量販店の「ニトリ」やカジュアル衣料の「ユニクロ」、スーパーの「ハローデイ」、ドラッグストアの「ココカラファイン」のほか、ライブハウスの「ゼップ福岡」、複合型映画館の「ユナイテッドシネマ」も入居する。このうち、米国の人気衣料品店「ロンハーマン」の別ブランドなど30店が九州初出店、44店が福岡県初出店になる。
駐車場は1,300台収容。ヤフオクドームと行き来できる歩行者用デッキが設けられ、プロ野球観戦の前に立ち寄れるようにするほか、空間に立体的な映像を映すプロジェクションマッピングなどを取り入れた子ども向けの有料遊び場も設け、地域の人が日常的に遊びに来れる場所とする。
マークイズは三菱地所が展開する旗艦商業施設のブランドで、静岡市、横浜市に次ぐ全国3施設目。隣接地では「ザ・パークハウス福岡タワーズ」と命名された28階建て、総戸数584戸の高層マンション2棟が建設中。1LDKから4LDKの間取りの部屋を備え、11月下旬から販売を開始し、2020年3月から入居を始める。
地方の人口減少が急速に進む中、福岡市は首都圏に匹敵する勢いで人口増加を続けている。若者や女性の人口増加が目立つのも特徴で、三菱地所グループはマークイズを都心西部の一大商業拠点に育てたい考えを持っている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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