天然とんこつラーメン店「一蘭」、父の日に合わせお父さん応援企画

2017年6月6日 07:58

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サイレントカードの設置イメージ(一蘭の発表資料より)

サイレントカードの設置イメージ(一蘭の発表資料より)[写真拡大]

 ラーメンを誰の目も気にせず楽しんでもらうためにカウンター席に暖簾と仕切りを設置している天然とんこつラーメン「一蘭」。「味集中システム」として特許を取得しており、男性女性共に好評を博している。常に利用者を楽します・満足してもらうことを考えている同店が、この度面白い企画を実施する。

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 一蘭では6月12日(月)~18日(日)の7日間、父の日を応援するために日本国内全66店舗にて「家族に〇〇してもらう券」を味集中カウンター全席に設置する。

 利用した人はご存知だと思うが、一蘭独自の味集中カウンターには利用者が声を発することなく従業員へ意思を伝える白紙の「サイレントカード」が設置されている。一蘭では父の日を応援するため、通常は従業員へ意思を伝えるこのサイレントカードを、期間限定で家族に気持ちを伝える「家族に〇〇してもらう券」に変更するという。

 この「家族に〇〇してもらう券」は家族からお父さんへ感謝の気持ちを伝えたり、逆にお父さんから家族に甘えたり、要望を伝えるなど、様々な使い方がある。具体的には、「家族に肩をもんでもらう券」「お小遣いを上げてもらう券」「一日外出させてもらう券」「昼まで寝かせてもらう券」「おいしいラーメンを食べに行く券」など、普段面と向かっては言いにくいことや遊び心にあふれた使い方も可能だ。

 諸説あるようだが、「父の日」はアメリカの南北戦争時代に男一つで子供6人を育てたお父さんがモデルと言われている。その後、母の日同様に、父の日も認知されるようになった。母の日の花はカーネーションが有名だが、父の日の花は白いバラとなっている。父の日は、日本と同じように6月第3日曜に制定している国が多いが、イタリアやスペインでは聖ヨセフの日である3月19日を、台湾ではパパ(爸爸)の響きから8月8日に制定しているそうだ。日程は違うが、お父さんに感謝・労う気持ちは世界共通である。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る

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