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ソフトバンクグループと石巻専修大学は6日、4月から開始する「Pepper 社会貢献プログラム ソーシャルチャレンジ」における取り組みの一つとして、石巻地域の魅力発信のために産学連携プロジェクトとして人型ロボット「Pepper」を活用した地域活性化に共同で取り組むと発表した。
東日本大震災での最大の被災地の一つである石巻地域は、現在も震災の復興が進む中、安定した雇用の創出と人材育成が課題となっており、教育機関、行政、産業が連携し、地域が一体となった取り組みがより重要となっている。石巻専修大学では、地域を支えていく人材の育成と地域の活性化を目指した「高大産(高校・大学・産業)連携プロジェクト」を2016年4月から推進しており、石巻地域の高校、大学、企業などとの連携により、地域の理解を深めながら、各々の強み、特色を最大限に引き出すことに取り組んでいる。
今回の「Pepper」を活用した取り組みでは、複数のプロジェクトを予定している。「震災伝承プロジェクト」として、石巻市を訪れる外国人観光客に対してPepperが多言語で震災当時の様子や復興の歩みを紹介。「まちなかポスタープロジェクト」では、石巻市内の商店街や企業の情報を発信するポスターをPepperが紹介することで、よりクリエイティブに石巻市の魅力を伝える。
その他、小中学生の防災意識を高めるためにPepperと一緒に地域の現状を考える出張授業を実施する「『まちの防災』を考えよう」や、被災地の復興状況などをPepperと3DマップやQRコードを組み合わせて案内する「Pepperとデジタルマップを活用した地域復興」、複数台のPepperが連動してコミュニケーションをするロボアプリを開発し、地域住民のコミュニケーションツールとして活用する「ヒューマンインターフェイスの活用」を行う。
ソフトバンクによる「Pepper 社会貢献プログラム ソーシャルチャレンジ」では、「Pepper」を非営利団体などに3年間無償で貸し出すことになっており、今回の取り組みも含め、全国28の非営利活動法人や一般社団法人などが選ばれている。
関連キーワード雇用、ソフトバンク、ペッパー(Pepper)、ロボット、東日本大震災
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