日米防相会談で安全保障環境の認識を共有したい、稲田防衛相

2017年1月28日 17:05

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 稲田朋美防衛大臣は27日の記者会見で米国のマティス国防長官が2月1日から4日にかけて日本と韓国を訪問予定していることについて、記者団から、ドナルド・トランプ大統領が在日米軍駐留費の負担増をこれまでも求める発言をしているが、マティス長官からも同じような話があることが予想される。どのように対応する考えか、と問われ「様々な事柄について忌憚なく意見交換し日米同盟の深化・強化を図っていきたい」と予断を持たずに臨む考えを示した。

 稲田防衛大臣は「具体的な防衛相会談の日程等は現在調整中だが、いずれにしても、政権発足後、非常に早い時期にマティス長官が来られるということは、まさしくアメリカのアジア重視の姿勢を表すもので、大変意義深いものだと思っている」と述べた。

 そして、稲田防衛大臣は「この機会に、日本を取り巻く安全保障環境について認識を共有したいと思っている」とした。また、「日本の立場は主張していきたい」とも語った。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
月末から陸自木更津駐屯地内で米オスプレイ整備
大陸間弾道ミサイル2基を北朝鮮が製造と報じる
多国間軍事演習で自衛隊は新任務の訓練も実施へ
睡眠時間の短縮が肥満リスクを増加させる 花王らが解明
ミサイル防衛「THAADも選択肢」稲田防衛相

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事