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国勢調査のネット回答を20日まで延長 回答率低迷し目標に届かず
国勢調査の回答率の低迷が続いているという。このため、総務省は国勢調査のインターネット回答の締め切りを10月20日まで延長すると発表した。回答期限の7日の回答率はネットからの回答が37.6%、郵送による回答が26.0%ほどしかないとされている(共同通信、ITmedia、NHK、時事ドットコム)。
総務省は今回、コロナ渦の影響もあって、インターネットでの回答率の目標値を50%に定めていた。2015年に行われた調査の回答率はネット36.9%、郵送34.1%で、回答がなかった世帯を調査員による回収を加えることにより、最終的な回答率は86.9%となっていた(過去記事)。
NHKによると回を重ねるごとに回答拒否が増えているという。2000年の調査では回答拒否は1.7%だったのに対して、2015年の調査では13.1%にまで増加したという。その記事によれば、回答拒否急増の理由は、オートロックマンションの増加やライフスタイルの変化などにより、回収員と世帯主が会えなくなっていることもあるとしている。また個人情報の保護意識の高まりも回答拒否の理由となっている模様(NHKその2、毎日新聞)。
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