当社制作の高杉真宙主演映画『架空の犬と嘘をつく猫』が世界15大映画祭「タリン・ブラックナイト映画祭」で撮影賞を受賞!!

プレスリリース発表元企業:株式会社ヒューマックスエンタテインメント

配信日時: 2025-12-08 15:00:00

『愛に乱暴』森ガキ侑大監督 喜びのコメント到着!



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株式会社ヒューマックスエンタテインメント(東京都新宿区、代表取締役社長:秋元 巳智雄)が制作・出資した、高杉真宙主演、森ガキ侑大監督の最新作『架空の⽝と嘘をつく猫』が世界15大映画祭「タリン・ブラックナイト映画祭」で撮影賞を受賞しました。
原作は、『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞にノミネートされた寺地はるなの同名小説。脚本は『浅田家!』で日本アカデミー賞脚本賞を受賞した菅野友恵。そして、主人公・⽻猫山吹(はねこ・やまぶき)を演じるのは、『盤上の向日葵』、テレビドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」と出演作が相次ぎ、現在大活躍中の高杉真宙だ。その他、山吹の幼馴染で恋人となる佐藤頼を伊藤万理華、山吹の初恋の相手、遠山かな子を深川麻⾐が演じるほか、安藤裕子、向里祐香、安田顕、余貴美子、柄本明ら幅広い世代の実力派俳優たちが集結した。さらに、ヒコロヒーやはなわなど、バラエティに富んだ出演者が脇を固める。
弟の死により現実を見なくなった母親を筆頭に、家族誰もが”不都合な真実“から目をそらし、それぞれの嘘を重ねながら、それでもなお一緒に暮らしている“機能不全”の⽻猫家の約30年間を描いた物語は、不完全で、やっかいで、でもどこか愛おしい―そんな家族のかたちを、森ガキ侑大監督が丁寧に紡ぎ、観る者の心に温かさと優しい希望を届けてくれる。

タリン・ブラックナイト映画祭で撮影賞を受賞!

世界15大映画祭のひとつ、タリン・ブラックナイト映画祭(PÖFF)。2025年11 月7 日から開催されてきた本映画祭が架橋を迎え、公式コンペティション部門に選出されていた本作が撮影賞を受賞しました!現地を訪れていた森ガキ監督は、ワールド・プレミアとなった15 日の公式上映以降、現地の映画人たちと交流を続けていた。


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本作の上映後には毎回、森ガキ監督へ感想を伝えようとする観客が後を絶たず、「今年観た中で最高の映画でした」、「とても楽しくて美しかった」、「普段見ている映画は音の種類が多すぎる感じがする中で、この映画は普通の日常の音が反映されたりしていて落ち着いて美しい映画でした」、といったコメントや、「この作品が本当に大好きです。物語にすごく心を動かされましたし、監督も素晴らしかったです。とてもいい時間でした。時間がゆっくり進む映画だけれど、その分とても胸に響く重みがあります。こういった素晴らしいテーマの映画を作ってくれて、本当にありがとうございます。」といった絶賛の感動コメントや、「すごく考えさせられたし、物語に引き込まれるような感覚がありました。とても美しい体験でした。日本映画ならではの感覚を楽しませてもらいました。」といった賞賛の声が多く届いている。

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そんな本作がこの度、見事撮影賞を受賞し、世界15 大映画祭の一つという世界的な場で高い評価を獲得した。本作の撮影を担ったのは、長年に渡って日本映画界を見つめ続けてきたレジェンドカメラマンの山崎裕(やまざき・ゆたか)。



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『ワンダフルライフ(After Life)』(是枝裕和監督/1999) で初めて劇場用映画を手掛け、以降『Distance』(2001)、『誰も知らない』(2004)、『花よりもなほ』(2006)、『歩いても歩いても』(2008)、『奇跡』(2011)、『海よりもまだ深く』(2016) と是枝作品の多くを担当してきただけでなく、河瀬直美監督の『2つ目の窓』など、数々の映画や番組で撮影を担当してきた。全編、原作者・寺地の故郷である佐賀でのロケとなった本作でも、土地ならではの優しい空気を映像に映し出し、【日本らしく落ち着いていて、詩的で美しい映像】という評価を受け、今回の受賞に繋がった。



『おじいちゃん、死んじゃったって。』で同映画祭のNETPAC AWARD(最優秀アジア映画賞)を受賞して以来、8年ぶりに戻ってきたタリン・ブラックナイト映画祭での結果に森ガキ監督は、「8 年ぶりのタリンブラックナイト映画祭のコンペティションはカンヌ国際映画祭やベルリン、カルロヴィヴァリ国際映画祭などで、受賞をもつ監督たちが参加する映画祭へと変わっていました。そんな映画祭で撮影賞をいただけた事に大変嬉しく思います。」とその喜びを明かし、「山崎さんと、演出にたいする
撮影方法を話している時間が何より尊いと感じました。毎日、撮影終わりに2 人で反省会をしたのを覚えています。山崎さん、おめでとうございます!!」と共に作品を作り上げた山崎さんへ、感謝とお祝いの言葉を贈っている。

〈森ガキ監督/コメント全文〉

8年ぶりのタリンブラックナイト映画祭のコンペティションはカンヌ国際映画祭やベルリン、カルロヴィヴァリ国際映画祭などで、受賞をもつ監督たちが参加する映画祭へと変わっていました。そんな映画祭で撮影賞をいただけた事に大変嬉しく思います。
いつも山崎さんは、優しく。監督の側で映画にとってこのシーンはこうであるという導きを画で伝えてくるのが、すごく心地よい時間でした。山崎さんと、演出にたいする撮影方法を話している時間が何より尊いと感じました。毎日、撮影終わりに2 人で反省会をしたのを覚えています。山崎さん、おめでとうございます!!

最優秀撮影賞︓山崎裕、『架空の⽝と嘘をつく猫』審査員講評

山崎裕の静謐な撮影と、作品全体のデザイン、そして視覚的センスが融合し、観客はある家族の葛藤に満ちた世界を、その葛藤とは対照的なシンプルさで描き出す。精緻な構図、抑制されたカメラワーク、そして⾊彩は、まさに日本の古典的手法であり、登場人物たちの抱える問題を誇張や陳腐な表現なしに表現できる、完成された世界へと私たちを誘う。それは優雅で静謐な雰囲気を醸し出し、内面の葛藤や感情的な解決への切望を覆い隠し、観客が空⽩を埋めることができるような風景を作り出している。

不完全で、やっかいで、でもどこか愛おしい――。そんな家族の“嘘”と“絆”を丁寧に紡いだ映画『架空の⽝と嘘をつく猫』は2026年1月9日(金)より公開予定。今後の続報にご期待ください。
高杉真宙
伊藤万理華・深川麻⾐・安藤裕子・向里祐香・ヒコロヒー
鈴木砂⽻・松岡依郁美・森田 想・高尾悠希・後藤剛範・長友郁真・はなわ
/安田 顕・余 貴美子・柄本 明
監督︓森ガキ侑大
脚本︓菅野友恵
原作︓寺地はるな『架空の⽝と嘘をつく猫』(中央公論新社刊)
音楽︓ Cali Wang
製作︓菊池貞和・津嶋敬介・村松秀信・秋元⺒智雄・森ガキ侑大・安部順一・指山弘雄・友廣一雄
プロデューサー︓布川 均・⾚澤賢司(ヒューマックスエンタテインメント)・宮川宗生 ラインプロデューサー︓眞保利基
撮影︓山崎 裕 照明︓尾下栄治 録音︓猪股正幸 美術︓中村三五 編集︓鈴尾啓太 VFX︓須藤公平
スタイリスト︓高木阿友子 ヘアメイク︓西村佳苗子 音響効果︓勝亦さくら 助監督︓鈴木雄大 制作担当︓⽻出和也 スチール︓西山 勲
映画「架空の⽝と嘘をつく猫」製作委員会(ポニーキャニオン・ホリプロ・東映エージエンシー・ヒューマックスエンタテインメント・KUJIRA・中央公論新社・サガテレビ・ビ―プラスト)
制作協力︓佐賀県フィルムコミッション
製作幹事・配給︓ポニーキャニオン
制作プロダクション︓ヒューマックスエンタテインメント・ホリプロ
文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
(C)2025 映画「架空の⽝と嘘をつく猫」製作委員会 2025 年/日本/125 分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/PG12

2026年1月9日(金)TOHO シネマズ日比谷 他 全国ロードショー

会社概要

株式会社ヒューマックスエンタテインメント
所在地 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー22F
代表者 代表取締役社長 秋元 巳智雄
事業内容 シアター事業/ライブハウス事業/アミューズメント事業/メディア事業/ポストプロダクション事業
URL https://humax-ent.co.jp/

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