相場展望 10月26日号 米国株:AI開発会社、環境悪化の兆し ⇒ 相場全体に負の影響に注意 日本株:値がさAI・半導体株安も、好決算発表に期待

NYダウはAI投資懸念と原油高で続落し、日経平均も半導体株安で約3ヵ月ぶりの安値。AI関連の資金環境悪化には要注意だが、好決算期待による反発余地もある。(Photo by Nicholas Cappello on Unsplash)[写真拡大]
■Ⅰ.米国株式市場
1.NYダウの推移
1)10/22、NYダウ+11ドル高、52,867ドル (日経新聞)
・10/22の米国株式市場でNYダウは3日続伸し、前日比+0.02%高で終えた。
好決算を発表した銘柄に加え、ディフェンシブ株や消費関連株の一角に買いが入り、株価指数を支えた。
もっとも、人工知能(AI)関連銘柄は売られ、株価指数の重荷だった。
・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が+5.5%高で終えた。
10/22朝に発表した2026年7~9月期決算では売上高などが市場予想以上だった。
2027年6月期通期の売上高見通しを引上げたことも好感された。
・AIの収益性を巡る懸念からリスク回避姿勢が強まっている。
相対的に安全な資産とされる米国債に資金が流入し、10/22の米国債券市場で長期金利の指標となる米国10年債利回りが一時、前日比▲0.19%低い(債券価格は高い)4.93%と、9月下旬以来の低水準を付けた。
・金利の上昇が消費や投資の冷え込みにつながるとの懸念が薄れ、消費関連や景気敏感株の一角に買いが入った面もあった。
「AI関連銘柄からディフェンシブ株に資金を移動する動きがあった」との指摘もあった。
・NYダウは下落する場面があった。
NYダウの構成銘柄ではないが、メタプラットフォームズが▲6.9%安となった。
10/21夕に発表した2026年7~9月期決算の説明会で、スーザン・リー最高財務責任者(CFO)が9月に提供を開始した自律型AI「ミューズ」に多額の投資が必要になると明らかにした。
フリーキャッシュフロー(純現金収支)は赤字に転じた。
・市場では「ミューズへの期待が高かっただけに、巨額投資が想定していたほど収益に結び付いていないという面で失望を誘った」との声が聞かれた。
・AI投資の採算性を巡る懸念が改めて高まり、AI関連銘柄に売りが出た。
NYダウの構成銘柄では、エヌビディアとキャタピラーが売られた。
半導体銘柄にも売りが広がり、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は▲6.7%安だった。
・10/22の米国原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は前日比+2.4%高で終えた。
サウジアラビアとイエメンの親イラン武装組織フーシとの緊張が高まるなか、中東からの原油供給が滞るとの懸念が広がった。
イラン情勢を巡る不透明感も投資家心理の重荷となった。
・その他のNYダウの構成銘柄では、アマゾンやボーイング、シスコシステムズが売られた。
一方、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やホーム・デポ、コカ・コーラに買いが入った。
・ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比▲2.59%安の26,008だった。
1日の下落率としては6月上旬以来の大きさだった。
半導体製造装置大手のラムリサーチが急落した。
10/21夕に発表した2026年7~9月期決算と同時に示した10~12月期の売上高見通しが物足りないと受け止められ、売りが膨らんだ。
・多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比▲1.20%安の7,663だった。
1日の下落率は、7月下旬以来の大きさだった。
●2)10/23、NYダウ▲652ドル安、52,215ドル (日経新聞)
・10/23の米国株式市場でNYダウは前日比▲1.23%安と、4日ぶりに反落した。
原油価格が上昇し、景気敏感株や消費関連株の一角に売りが出た。
NYダウは一時▲800ドルあまり下落した。
・10/23の米国原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近物が前日比+4%ほど高い水準で推移した。
中東地域の軍事衝突が一段と激しくなり、エネルギー供給に影響することへの警戒が先物市場を押し上げた。
・原油高を通じた物価上昇が米国の消費などに響くとの懸念は、株式市場の重荷だった。
ミシガン大学が10/23発表した10月の米国消費者態度指数(確報値)は48.0と、速報値46.3から上方修正された。
ただ、9月の確報値48.1からは小幅に低下した。
・NYダウは前日までの3営業日比で+900ドルほど上昇していた。
10/22には9月上旬以来の高値を付けた後で、週末を前に持ち高調整や利益確定の売りも出やすかった。
・このところの株式市場は、人工知能(AI)関連銘柄を中心に値動きが不安定になっている。
10/23には韓国の半導体メモリー大手・SKハイニックスが米国子会社の新規株式公開(IPO)の検討を中止すると発表した。
IPOの撤回や延期が増え、市場では「原油高とテック分野の不透明感が重なり合い、投資家の慎重姿勢が強まっている」との見方があった。
・NYダウの構成銘柄では、アメリカン・エキスプレスが下落した。
10/23発表した2026年7~9月期決算は売上高が市場予想を下回った。
2026年12月期通期の売上高見通しも据え置き、慎重な見通しを警戒した売りが出た。
・その他では、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス、キャタピラーが安かった。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やホーム・デポ、コカ・コーラも売られた。
一方、シェブロンやハネウェル・テクノロジーズ、シスコシステムズが高かった。
・NYダウの構成銘柄以外は、AT&Tやベライゾン・コミュニケーションズといった通信株が売られた。
スペースXが米国内の携帯基地局の確保に動いていると10/23に伝わった。
携帯キャリア事業への進出に向けた動きで、通信各社の逆風になるとの見方が強まった。
・ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比▲0.20%安と続落した。
ハードディスクドライブ(HDD)のウエスタンデジタルが下落した。
前日に発表した四半期決算は市場予想を大きく上回る内容だったが、各社の設備増強に伴う競争激化の可能性が意識された。
会計ソフトのインテュイット、ソフトウェアのアドビも安かった。
・一方、前日に下げが目立っていた半導体のマイクロン・テクノロジーやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が高かった。
サイバーセキュリティーのパロアルト・ネットワークスやクラウドストライクも上昇した。
●2.米国株 : AI開発会社、取り巻く環境に悪化の兆し
1)金利低下でNYダウ高
⑴ハイテク株安 ⇒ 安全資産とされる米国債に資金が流入 ⇒ 金利低下の流れ。
⑵債券買いの資金が止まったら、米国長期金利は再び上昇が加速すると予想。
⑶金利上昇すると、米国株は全般的に売られる展開を予想。
●2)売り優勢の懸念が増加
⑴ハイテク株が10/22、急落。
・NYダウが10/23、▲652ドル(▲1.23%)安。
⑵懸念材料
➀中東情勢悪化、米国によるイラン攻撃再開懸念に原油価格が上昇。
・WTI原油先物が10/23、一時1バレル=102ドルまで上昇。
②米国国務省の退避命令で中東の原油供給不安が再燃。
③米国とイスラエルがイランへの攻撃再開を計画しているとの報道があり、中東での軍事衝突の懸念が再開。
④AI過剰投資への懸念が再燃。
⑤金利上昇10/23 ⇒ NYダウ▲652ドル安(一時▲800ドル超下落)
2年債利回り 10年債利回り
10/22 4.648% 5.286
10/23 4.682 5.315
●3)AI開発会社、取り巻く環境に悪化の兆し
⑴従来
➀新規株式公開(IPO)活発・大規模化、成功例としてスペースX。
②低コストで資金調達。
③AI・半導体ブームで巨額資金が容易に調達。
⑵資金流動性の潮目に変化
➀IPOが失速
・IPOを10月⇒11月に延期。
アンソロピック 資金調達 今年、1,000億ドル
(15兆7,200億円)
・IPOを2027年に延期。
オープンAI 資金調達 昨年3月、400億ドル
(6兆2,900億円)
今年3月、1,220億ドル
(19兆1,800億円)
企業価値 1兆4,000億ドル⇒1兆2,500億ドルに減
(220兆1,200億円⇒196兆5,400億円)
今年初めに提示した企業価値から減額
・買い手見つからずIPOを保留。
・ソフトバンクGの子会社・SBエナジー: 500億ドル評価得られず。
・IPO無期限延期。
・データセンター向け電力供給のホルテック。
②借入コストが急騰し、利益圧迫
・コアウィーブは借入コストが+10%上昇。
・ソフトバンクGの9月起債利回りが高水準。
3.5年債 8.625%、7.5年債 9.75%
③クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の急上昇
④プライベート・クレジット・ファンドから早期資金引出が増加⇒解約制限
⑤AI開発企業の決算で悪化が顕在化
・AI開発企業・アンソロピックの今年上半期▲807億ドル(▲12兆7,000
億円)の純損失
内訳は、事業損失 ▲ 87億ドル(▲ 1兆3,700億円)
転換社債など評価損 ▲720億ドル(▲11兆3,300億円)
・大手IT企業5社(アマゾン、メタ、マイクロソフトなど)の社債発行額
2025年 17兆円
2026年 35兆円(2,187億ドル)
と倍増
・ただし、グーグルは手元資金でAI開発投資を実行
(Forbes、ABEMAなど)
●4)AI関連株の先行き不透明感を受けた株価値動きに注目
1.テスラ、7~9月期決算は純利益▲43%減の7.87億ドル、EV販売減やAI投資が影響(TBS)
1)テスラはAIやロボット開発など自動車以外の事業に軸足を移し始めている。
■Ⅱ.中国株式市場
1.上海総合指数の推移
1)10/22、上海総合▲55安、3,658 (亜州リサーチ)
・10/22の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比▲1.48%安と続落して終えた。
2025年8/11以来、約1年2ヵ月ぶりの安値水準に落ち込んだ。
・前日の軟調な地合いを継ぐ流れとなった。
・企業業績の動向が気懸りとなった。
足元では、冴えない決算を発表した企業が相次いでいる。
これから報告される企業決算に対する警戒感も強まる状況だ。
・また、中東地域の地政学リスクや、人工知能(AI)投資を巡る不透明感も重しとなっている。
半導体製造装置ラムリサーチが発表した7~9月期決算は予想を上回ったものの、10~12月期の売上高予想が幅広いレンジで示されたため、AIインフラ投資の不確実性が意識された。
・その他、世界のウェブサイトの約7割で使用されている開発言語「PHP」に致命的な脆弱性があると突如発表されたこともマイナスとなった。
・経済インフラの混乱が懸念される。
株価指数は徐々に下げ幅を広げた。
・業種別では、
ハイテクの下げが目立つ。
不動産も安い。
産金・非鉄も冴えない。
医薬、自動車、インフラ関連、海運、保険・証券、エネルギー、公益、消費なども売られた。
半面、
銀行の一角はしっかり。
通信も買われた。
●2)10/23、上海総合+32高、3,690 (亜州リサーチ)
・10/23の中国本土マーケットで、主要指標の上海総合指数は前日比+0.89%高で引けた。
・中国景気や企業業績への懸念から、ハイテク株を中心に売りが先行したが、急ピッチな下落で約1年2ヵ月ぶりの安値水準に沈んだことから、値ごろ感を意識した買いが広がった。
・香港や韓国の主要株価指数が上昇に転じ、日本の主要指数も下げ幅を縮小したことが相場を支えた。
・一方、中東情勢の不透明感や、中国企業の業績不安が重しとなり、株価指数は安く推移する場面もあり、買い戻しが入るなかでも上値の重さが残った。
・業種別では、
電子・情報がしっかり。
自動車も高い。
半面、
電力の一角が冴えない。
■Ⅲ.日本株式市場
1.日経平均の推移
1)10/22、日経平均▲1,713円安、62,907円 (日経新聞)
・10/22の東京株式市場で日経平均は前日比▲1,713円安と、大幅に反落した。
7/30以来およそ3ヵ月ぶりの安値水準となった。
10/21の米国株式市場の時間外取引で決算を発表した半導体製造装置企業のラムリサーチなど米国半導体関連株が下落した。
東京市場では東京エレクトロンやソフトバンクG(SBG)など人工知能(AI)・半導体関連株に売りが膨らみ、日経平均は安値引けとなった。
・米国ラムリサーチが米国東部時間10/21夕に四半期決算と併せて公表した2026年10~12月期の売上高見通しは市場予想並みだった。
だが、物足りないと受け止めた投資家が多く、株価は時間外で大きく下落した。
同業のアプライドマテリアルズなど米国半導体関連株も時間外取引で下げが目立ち、東京市場でAI・半導体関連銘柄の売りを促した。
・10/22は台湾や韓国などアジア各国・地域の株価指数が総じて下落したのも投資家心理を冷やした。
AIによるサイバー攻撃の脅威が高まるなか、市場では世界のウェブサイトの7割に使われている開発言語「PHP」に深刻な脆弱性が見つかり、各国・企業が対応に追われているのも株式の買いづらさにつながっているとの見方もあった。
・中東情勢の緊迫も投資家心理に影を落とした。
米国国務省のピゴット報道官は10/21、サウジアラビアにある米国大使館の一部職員と家族に退避命令を出したとX(旧ツイッター)で明らかにし、原油高騰への懸念がくすぶった。
「原油高は日本企業の業績に影響が大きい。
価格が高止まりした場合は、業績期待で買われてきた日本株の先高観も揺らぐ」との見方もある。
・朝方は、日経平均が+200円あまり上昇する場面があった。
10/21の米国株式市場ではハイテク銘柄が主導する形でNYダウなど主要な株価指数が上昇した。
アドバンテストなどAI・半導体関連株の一角が買われて、日経平均を押し上げたものの、買いの勢いは続かなかった。
・東証株価指数(TOPIX)は▲1.14%安と反落した。
8/4以来の安値水準となった。
JPXプライム150指数は▲1.16%安と反落して終えた。
・東証プライムの売買代金は7兆569億円、売買株数は21億9,167万株だった。
東証プライムの値下がり銘柄数は821、値上がりは684、横ばいは48だった。
・個別銘柄では、イビデンやキオクシア、TDKが下落した。
一方、リクルートやトレンド、ベイカレントが上昇した。
●2)10/23、日経平均▲214円安、62,693円 (日経新聞)
・10/23の東京株式市場で日経平均は前日比▲0.34%安と続落して終えた。
7/30以来となる約3ヵ月ぶりの安値水準となった。
前日の米国株式市場で人工知能(AI)関連の資金繰り悪化や巨額投資への懸念からハイテク株が急落した流れを受けて、東京市場でも半導体関連を中心に売りが優勢だった。
日経平均の下げ幅は一時▲1,400円を超え、取引時間中として約3ヵ月ぶりに6万2,000円を下回る場面もあった。
大引けにかけては押し目買いが入り急速に下げ幅を縮小した。
・10/22の米国市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は前日比▲2.6%安と、1日の下落率として6月上旬以来の大きさとなった。
主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も▲6.7%安で終えた。
米国メタプラットフォームズが発表した2026年7~9月期決算でフリーキャッシュフロー(FCF、純現金収支)が赤字に転落し、巨額のAI投資による財務不安が強まった。
東京市場でも半導体関連株の売りが優勢だった。
・ただ、日経平均はチャート上で長期的なトレンドを示す200日移動平均(10/22時点で6万1,400円前後)に接近する場面があったが、下げ止まった。
午後には打診的な買いが半導体関連に入った。
市場では「来週から本格化する3月期企業の中間決算発表で通期の上方修正が相次ぐとの期待も強まるなかで、株価は割安な水準まで調整し、下値では押し目買いが入った」との声が聞かれた。
ソフトバンクG(SBG)やアドバンテストが下げ幅を縮め、東京エレクトロンは上昇に転じた。
10/23の韓国株式市場で半導体株比率の高い韓国総合株価指数(KOSPI)が午後に上昇に転じたことも投資家心理の悪化に歯止めをかけた。
・11/3の米国中間選挙では、野党の米国民主党が上下両院で多数派を占める「ブルーウェーブ」になるとの予想が優勢で、民主党が中心となり電気代高騰への対応などからAIデータセンター(DC)建設への規制強化に動き、AI投資に逆風になるとの観測が株価の重荷となっていた。
市場では「民主党が議会で多数派を占めても、中国などとのAIの覇権争いがあり、米国がAI投資を緩めるとは思えない。
米国の政策不透明感が解消し、選挙後のあく抜けによる株価上昇を見込んだ買いが入りつつある」との見方もあった。
・10/23の国内債券市場で長期金利が一時2.755%まで低下し、7月下旬以来約3ヵ月ぶりの低水準をつけたことで、不動産などには見直し買いが入った。
外国為替市場で円相場が円高に傾いていることから、小売りや食品など内需関連銘柄にも買いが流入した。
・東証株価指数(TOPIX)は▲0.79%安と続落した。
JPXプライム150指数は▲0.91%安と続落して終えた。
・東証プライムの売買代金は8兆9,383億円、売買株数は28億8,432万株だった。
東証プライムの値下がり銘柄数は951、値上がりは553、横ばいは48だった。
・個別銘柄では、TDKや日東電工、コナミが下げた。
一方、ファーストリテイリングや中外製薬は上げた。
●2.日本株 :値がさAI・半導体株安も、好決算発表に期待
1)日経平均は大幅安、値がさAI・半導体株安が原因・それ以外の銘柄は様子見
➀値上がり銘柄数・値下がり数と日経平均騰落の推移
10/19 10/20 10/21 10/22 10/23
値上がり数 621 335 982 684 553
値下がり数 ▲873 ▲1,181 ▲521 ▲821 ▲951
差異 ▲252 ▲846 +461 ▲137 ▲398
日経平均 ▲407円安 ▲841円安 +546円高 ▲1,713円安 ▲214円安
②日経平均は大幅安と続落するなかでも、値上がり銘柄数が多いのが目立つ。
10/19 10/20 10/21 10/22 10/23
値上がり数の割合 40.0% 21.5 63.2 44.0 35.6
・10/22は日経平均▲1,713円大幅下落にもかかわらず、値上がり数は44.0%と多く、日経平均全体の大幅下落とは様相が違う。
・これは、値がさAI・半導体関連株の下落の激しさを物語っている。
だが、ハイテク株下落は、相場全体への影響は限定的であったことを示した。
・今後の株式相場に反騰する芽が残っている、ともいえる。
③決算発表シーズン(3月期決算企業の中間期決算発表)で好決算期待
・好決算期待が、相場の支えとなる期待の表れ。
●2)日経平均の日中の動き
⑴10/22、日経平均の動き
前日終値 (64,621円)
始値 ▲81円安 米ハイテク株上昇が波及、小幅安で始まる
高値 +245円高 自律反発狙いの買いでプラスに浮上
安値 ▲1,713円安 米半導体関連株の時間外取引の下落が波及
終値 ▲1,713円安 安値引けとなった
(62,907円)
⑵10/23、日経平均の動き
前日終値 (62,907円)
始値 ▲240円安 米ハイテク株の急落が波及
安値 ▲1,445円安 AI関連の資金繰り悪化や巨額投資を懸念
高値 ▲120 押し目買いが入り、急速に下げ幅を縮小
終値 ▲214円安
(62,693円)
●3)日経平均を動かす、寄与上位5銘柄の状況
⑴10/22、日経平均▲1,713円安の寄与上位5銘柄に占めるAI・半導体関連株の状況
➀プラス寄与上位 ②マイナス寄与上位
(該当なし) アドバンテスト ▲447円寄与
東京エレクトロン ▲359
ソフトバンクG ▲256
イビデン ▲122
キオクシア ▲ 65
合計 ▲1,249円安
・日経平均の寄与上位5位内のAI・半導体関連株の寄与は▲1,249円。
マイナス寄与度は72.91%だった。
⑵10/23、日経平均▲214円安の寄与上位5銘柄に占めるAI・半導体関連株の状況
➀プラス寄与上位 ②マイナス寄与上位
キオクシア +11円寄与 TDK ▲79円寄与
レーザーテック +11 ソフトバンクG ▲23
合計 +22円高 合計 ▲102円安
・日経平均の寄与上位5位内のAI・半導体関連株の寄与は▲80円。
マイナス寄与度は37.38%だった。
■Ⅳ.注目銘柄(投資は自己責任でお願いします)
・2502 アサヒ 業績絶好調
・4502 武田薬品 黒字転換
・6367 ダイキン 業績堅調
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