米アンソロピックのアモデイCEO、2025年報酬は1800万ドル 大手テックCEOと比較

2026年10月7日 12:51

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記事提供元:International Business Times

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 AI開発企業アンソロピック(Anthropic)のダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)の2025年の報酬総額は1800万ドル(約28億5000万円)だった。ロイター通信が、同社の新規株式公開(IPO)に向けた届出資料を基に報じた。アルファベットやアマゾン・ドット・コムのCEOを上回る一方、オラクルなど一部の大手テクノロジー企業の経営トップを下回る水準となった。

 Anthropicは対話型AI「Claude」を開発する。同社は早ければ今秋のIPOを準備しており、企業価値が2兆ドル(約317兆円)を超える可能性がある。

 アモデイCEOの報酬は、給与よりも株式やオプションなどの比重が大きい。妹でAnthropic社長のダニエラ・アモデイ氏とともに、年間給与は2026年7月に2倍の140万ドル(約2億2200万円)へ引き上げられた。

 ダニエラ氏の2025年の報酬総額は1640万ドル(約26億円)だった。両氏には、在籍継続やIPOなど一定の条件を満たした場合に追加の株式を受け取れる制限付き株式ユニット(RSU)も付与されている。

 クリシュナ・ラオ最高財務責任者(CFO)の2025年の報酬は72万250ドル(約1億1400万円)だった。ラオ氏は2024年の入社時に140万株を購入できるストックオプションを付与され、2025年には38万5285ドル(約6100億円)相当のオプションを行使した。Anthropicはロイターの取材に対し、報酬額についてコメントを控えた。

 Anthropicにはダリオ、ダニエラ両氏を含む7人の共同創業者がおり、IPOで生じる創業者側の資産価値が、一部のテクノロジー企業より多くの共同創業者に分散する可能性がある。

 AI・テクノロジー企業の経営者報酬には大きな差がある。オラクルの共同CEO、クレイトン・マグワーク氏の2026年5月期の報酬総額は6億2747万ドル(約993億円)だった。

 一方、スペースXのイーロン・マスクCEOは、同社の上場前には年間5万4080ドル(約857万円)の報酬を受け取っていた。ただし、創業者や大株主の場合は保有株式や株式報酬の価値が大きく、年間報酬だけでは実質的な資産増加を把握しにくい。

 アルファベットのスンダー・ピチャイCEOの2025年の報酬総額は1091万ドル(約17億3000万円)で、このうち約880万ドル(約13億9000万円)は身辺警護費だった。米証券取引委員会(SEC)の「実際に支払われた報酬(compensation actually paid)」の算定では、未確定株式の価値変動などを反映し、2億1390万ドル(約339億円)となった。

 アマゾンのアンディ・ジャシーCEOの2025年の開示報酬は約207万ドル(約3億2800万円)で、主に警護や出張関連費用が占めた。「実際に支払われた報酬」は1320万ドル(約20億9000万円)だった。

 米労働総同盟・産業別組合会議(AFL-CIO)によると、テスラのマスク氏の巨額報酬を除いたS&P500企業CEOの2025年の平均報酬は2280万ドル(約36億1000万円)で、前年比21%増えた。アモデイCEOの1800万ドル(28億5000万円)はこの平均を下回る。

※この記事はInternational Business Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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