auじぶん銀、住宅ローン融資額が累計3.5兆円突破 ネット専業銀行で最速

2023年11月22日 08:54

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  • auじぶん銀行の住宅ローン融資実行額の推移。(画像: auじぶん銀行の発表資料より)

 auじぶん銀行は17日、住宅ローン融資実行額が累計3.5兆円を突破したと発表した。同行は2015年12月に住宅ローンの提供を開始。そこから約8年での累計3.5兆円突破は、インターネット専業銀行で最速の記録となる。今年3月に累計3兆円を突破し、約半年で5,000億円の実行額が伸長したことになる。

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 auじぶん銀行の住宅ローンは、今年7月より団体信用生命保険の引受会社をライフネット生命保険へ変更。そのことにより保障内容が拡充され、上乗せ金利の引き下げを実施。従来の内容よりもさらに顧客に手厚い内容となった。

 このほか、他社サービスと連携することで受けられる優遇サービスも展開。9月から開始した「J:COM金利優遇割」は、住宅ローン金利が最大年0.05%引き下げとなる。以前から設けている優待の「au金利優遇割」も適用することで、最大年0.15%の引き下げとなる。

 中部地区限定での優遇もあり、通常住宅ローンの返済期間は30年前後であることを考えると、わずかな金利の差でも長期的には大きな差がつくことは容易に推察できる。

 2024年から住宅ローン減税(控除)の要件が変更となり、新築住宅の場合では省エネ基準に適合しない場合には対象外となる。条件によっては、金融機関から住宅ローンを借り入れても税制優遇措置がないという状態になる。さらに近年の経済情勢や物価高騰も材料として考慮すると、少しでも住宅ローン金利の低い金融機関からの融資を検討したいところである。

 一般的に、ネット専業銀行の住宅ローン審査は対面でのやりとりがない分、審査が厳しいのではないかと言われることがある。だが実際には、各金融機関によって融資条件はさまざまであり、ネット専業銀行は審査に厳しく、対面申し込みのできる金融機関のほうが審査に通りやすいとは言えない。

 あくまでも申込者の年齢や年収などの属性に応じて審査されている。そのため、これから住宅の新規購入において住宅ローンを検討している場合や、すでに契約済の住宅ローンの借り換えを検討する場合では、ネット専業銀行も選択肢の一つとしてみてもいいだろう。前述した通り、長期に渡る住宅ローン返済計画においては、わずかであっても金利の低さは大きな魅力である。(記事:大野 翠・記事一覧を見る

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