民放AMラジオ放送局のFM転換、13社がAM停波の実証実験へ

2023年9月22日 16:45

印刷

記事提供元:スラド

総務省は、民間AMラジオ局の厳しい経営環境を背景に、AM放送からFM放送への移行を具体化させるための「実証実験」を進めており、8月には全国の13社がこの実験に参加することを発表している。多くの局はAMの親局を維持しつつ、中継局を休止するが、山口と佐賀の2県の民放は全域でAMを停波する。早ければ2024年2月にAM停波が始まる見込み(J-CAST ニュース)。

47の民放AMラジオ局で構成される「ワイドFM対応端末普及を目指す連絡会」は、2028年秋までにFM局に転換することを目指しており、2021年6月段階では21社が実証実験への参加を表明していたが、23年8月の発表では、参加表明は13社にとどまっている。

この実験では、FMの送信設備の整備やケーブルテレビ経由の再送信によって、運用休止前の世帯・エリアカバー率が最大限維持できることが前提条件となっている。しかしこのことが参加へのネックとなっている面もあるようだ。一部の局はAMの親局を残し、中継局の一部を休止する方法を採用している。一方、長崎と佐賀のNBCは特殊なケースで、佐賀県内の全4局を休止するものの、長崎県内ではAM送信設備を持っていないため、長崎の実証実験参加を見送っている。山口のKRYは全局を一度に停波せず、親局と中継局を順次休止する計画。佐賀のNBCは24年2月1日に休止を予定しているという。 

スラドのコメントを読む | メディア | ビジネス | 通信 | ニュース | 政府

 関連ストーリー:
民放AMラジオ44局がFM局に転換へ。2028年秋までに 2021年06月16日
AMラジオ放送のFM転換、総務省が実証実験の考え方案を公表 2020年10月26日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事