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N-BOX、N-BOXカスタム(画像: 本田技研工業の発表資料より)[写真拡大]
ホンダは、モデルチェンジ後2年経つと「機能強化」のマイナーチェンジを考えているようだ。いやホンダだけでなく、マツダもトヨタも似通ったサイクルを考えているはずだ。設計手法によって制御プログラムの電子装置を更新するのに、ネット経由で自動的に出来るようにする動きが加速している。セキュリティのことまで考えると、膨大なソフト開発があるのではと予想されている。
【前回は】軽四輪攻勢 ホンダ・N-BOXはMCの革新、よりファッショナブルに F1は何処へ
設計段階では、電子装備の更新にはダッシュパネルまで交換しなければならなくなるサイクルが「2年~3年」とメーカーは読んでいる。しかし、これがもっと短縮されることが目に見えている。
パソコン、スマホなどではOSの更新を自動的にネット配信で行っている。その便利さはユーザーにとってありがたいことだが、その恩恵はむしろメーカー側にある。一方、ユーザー側には「個人情報の流失」の危険に常にさらされている現状がある。「5G」通信に限らず、現代ではネットによって「個人の人権」は常に危険にさらされていると考えられるであろう。
中国国民は、それでも「統制」の恩恵を優先している。新型コロナウイルス感染拡大についての対処法は、「防疫」からの視点では中国の施策は「合理的」に尽きる。しかし、「統制」は「人権侵害」と紙一重だ。日本で実施するのは国民全員の了解を取り付ける必要があり事実上不可能だ。それが民主主義であり歓迎すべきだが、それでも中国経済がすでに成長過程に戻っていることを見ると、「うらやましい」と感じる経済の現場の実感でもある。
さて、「商品力」の要素の中で重要項目と挙げられるのは「デザイン」と言われるが、「ファッション」と呼ぶべきであろう。今回のホンダ・N-BOXの変更は、「色のバリエーション」追加を中心にファッション性を上げることにあるようだ。その裏で、どの様な技術的改善をしているかなどは発表もされない。ユーザーが関心を示さないからだ。
マツダも「eスカイアクティブX」を発表したが、商品力に最も遠い存在だ。その技術的進歩をユーザーに伝えるにも「イメージ」だけにとどまるようで、このところどのメーカーでも販売店のカタログやネットカタログでは「歯の浮くようなキャッチコピー」が目立つ。確かに高度な技術を開発し、搭載してきていると見られるのだが、その高度技術と努力が評価されていない現実を見させられている。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る)
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