「のだめカンタービレ」全く違うタイプの出会で成長する二人

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

　2007年から2010年にわたって放送されていたテレビアニメ「のだめカンダービレ」より明るく人懐っこいが、生活態度は度を越してだらしないピアノ奏者・野田 恵(通称:のだめ)、世界的に有名なピアニストと資産家令嬢の息子で指揮者を目指すエリート音大生・千秋 真一についてちょっと紹介していきます。

　エリート音大生千秋真一は、才能にも環境にも恵まれていたが、飛行機恐怖症かつ船舶恐怖症のため海外留学できなかったことで自暴自棄になり酔っ払って自宅の前で眠ってしまいます。目が覚めると周りにはゴミの山と悪臭、そして美しいピアノソナタを奏でる隣人・野田恵がいて…優れた技量を持ちながら奇矯な彼女との交流を通じて、千秋は再び音楽に向き合い成長していくのです。

■人懐っこく食べるの大好きなピアニスト・野田恵

画像引用元:(C)二ノ宮知子・講談社/のだめカンタービレ製作委員会
　桃ヶ丘音楽大学ピアノ科に通う明るく人懐っこいが、生活態度は度を越してだらしない元気娘、愛称はのだめ。ピアノ演奏は楽しくがモットー。

　マンションで一人暮らしをしているものの掃除して数日で衣服やゴミが散乱するほどの「汚部屋」。「ぎゃぼー」「うっきゅっきゅ」など謎の奇声を発することがあるため、千秋からは「変態」と呼ばれることも。その一方で、根は心優しく繊細でありえないと思った時には動揺したり感情的になると大川弁が出ることも。

　美味しい食事をするのが大好きで千秋の作る料理に目が無い。耳が良く、一度聴いた曲は楽譜無しでも弾きこなしてしまう。幼少時のピアノ教室での過度の指導がトラウマで、音大入学まで正規のレッスンを受けていなかったため、即興での自己流作曲は得意だが読譜や初見演奏は苦手。将来は幼稚園か小学校の先生になることが夢だったが千秋と出会い、追いつきたいという思いから次第にピアニストになりたいという思いが芽生え、出場したマラドーナピアノコンクール本選では入賞には届かなかったものの審査員だったピアニストのオクレールの目に留まり、フランスへ留学するために大学を中退して千秋と共に日本を離れた。

　女子で部屋汚くて奇声発するって初対面だと恐怖心感じちゃいそうだけど明るくて人懐っこいところを見たら許せちゃいそうです。

　何でも美味しく食べてくれると料理する方も作り甲斐ありそうですね!

■ピアニストの息子だけど指揮者を目指すツンデレボーイ・千秋真一

画像引用元:(C)二ノ宮知子・講談社/のだめカンタービレ製作委員会
　世界的に有名なピアニスト・千秋雅之と資産家令嬢・三善征子の一人息子でありながら指揮者を目指すエリート音大生。パリに生まれ、幼少期をアメリカて過ごした帰国子女でフランス語、ドイツ語、英語を使えるマルチリンガル。さらに金持ち、容姿端麗、頭脳明晰で家事までこなす。完璧主義で自分にも他人にも厳しい一方、世話好きで面倒見がよく自然と人を惹きつける。料理の腕前は「厨房のマエストロ」と言われるほどレベルが高く作る料理は米よりもパンが好きなのか殆どが洋食。のだめに対してよく罵り暴力を振るう態度とは裏腹に周りも公認のよきパートナー。

　小さい頃に観たヴィエラの指揮に感銘を受け、指揮者を目指し独学で勉強を開始するが、飛行機恐怖症かつ船舶恐怖症であることが原因で、海外留学はおろか指揮科で実践を積むことさえも諦めてしまい長らく日本から脱出できずにいた。のだめ達と出会ってからは他人との接し方に変化が生まれ、のだめの催眠術でトラウマを克服し、飛行機に乗れるようになり晴れてフランスへ留学。催眠術を受けないと乗るのが苦手なことに変わりはないため、搭乗中は震えが止まらず、スペインへの移動は夜行列車を使っていた。
フランスでの指揮者デビュー後にのだめと恋人同士となるとそれまでと立場が変わり、逆に彼女の交友関係に嫉妬するようになる。

　帰国子女で外国語ペラペラなうえ楽器はもちろん指揮もできるなんて完璧すぎて何から頑張ったら彼に近づけるかわからなくなりそうです。

■互いに力を高め合えるってすごくいい成長の仕方

　生活感も性格も弾ける楽器も全く違う2人だからこそ、出会った事自体がすごく刺激です。音楽のスキルも人間性も変わるきっかけになっでいます。

　喧嘩が多くていつも見ていないように見えても、ふとした時の褒め言葉がすごく嬉しかったりするものです。

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(あにぶ編集部/あそしえいつ)

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