最後の「こうのとり」がISSに到着、来年からは新型へ

2020年5月28日 18:00

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記事提供元:スラド

 AC0x01曰く、

 国際宇宙ステーション (ISS) への補給任務に携わるJAXAの無人宇宙船「こうのとり (HTV)」9号機が21日に種子島宇宙センターからH-IIBロケットで打ち上げられ、25日夜ISSへのドッキングを果たした(JAXA特設サイト朝日新聞読売新聞)。

 こうのとりは2009年からほぼ毎年1機ずつ、10年超に渡りISSへの物資輸送に携わってきたが、この9号機が現行バージョンの最後の機体となる。専用のH-IIBロケット共々、来年度からは新型のHTV-X宇宙船H3ロケットに置き換えられる予定となっている。

 こうのとり9号機は今後1〜2ヶ月間ISSに滞在した後、大気圏再突入を果たして役目を完全に終える。9号機では補給物資の他、HTV-Xでの自動ドッキングに向けた、こうのとり-ISS間の無線LAN通信の技術実証なども行われるとのこと(HTV-XプロジェクトのTweet)。新型のHTV-XではISSのほか、建設予定の月軌道ゲートウェイへの飛行も想定されており、今後の発展にも期待がかかるところである。

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