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次世代型プラットフォームであるモジュラー・アーキテクチャー「SPA 2」のルーフに継ぎ目なく一体化させたライダー(LiDAR)(画像:ボルボ’・カーズ発表資料より)[写真拡大]
ボルボ・カーズは8日、テクノロジー企業のLuminar(ルミナー)社と提携し、ルミナーのLiDAR(ライダー)を次世代型のボルボ車に導入することで、ボルボ初となる高速道路での完全自動運実現を目指すと発表した。
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自動運転のレベル3が日本でも解禁となり、今後は日本メーカーからも自動運転車の登場が進むことが予想される。欧州のボルボは今回の提携により、高速道路での自動運転が可能となる技術を2022年から搭載する予定だ。
ルミナーの開発したライダーとは、これまでの自動運転とは少し勝手が異なる。まず、インターネットに接続しなくとも数百万パルスのレーザー光を発して、一時的に3Dによる地図をリアルタイムで作成することか可能だ。これにより、ネット環境がない地域を走行していても、自車の位置を正確に把握することができる。
またライダーは、カメラやレーザーからの情報だけでなく、信頼性の高い知覚と視覚を提供するという。その方法は具体的に公表されていないが、ボルボでは自動運転モードで安全に走行できる重要な役割を果たすとしている。
ライダーの技術は、高速道路上での完全自動運転を実現するため、自動運転ソフトウェアおよび、カメラやレーダー、ステアリング、ブレーキ、バッテリーといったバックアップ・システムと組み合わして使用される。
自動運転は、各自動車メーカーがしのぎを削り開発している分野だが、今回の提携と同様、他業種も巻き込んでの開発が進むことだろう。今回の提携では、ボルボがルミナーのライダー技術の量産化に向けて、協力関係を深めると発表している点も注目だ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)
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