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フェラーリ、最新モデル「ローマ」のスペック公開 620馬力のオープンカー
フェラーリの最新モデル・ローマ(画像: フェラーリ発表資料より)[写真拡大]
12月19日、フェラーリは最新型のスポーツカーである「ローマ」に関して、スペックなどの詳細を発表した。オープンカー形式にして、フェラーリのエントリーモデルとなる。その優雅なビジュアルに注目するカーマニアも多そうだ。
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同じフェラーリのオープンカーである「ポルトフィーノ」と同じく、電動ハードトップを備え、4人乗りクーペとして必要最低限のスペースを持った後部座席が設定されている。サイズは全長×全幅×全高が4656×1974×1301mmであり、2670mmのホイールベースを持つ。
ポルトフィーノとの比較では、全長を70mm伸ばし、幅は36mm広がり、車高は17mm低くしている。ホイールベースは同等だ。ローマはダイナミックかつスピードを感じさせる意欲的なビジュアルに仕上がっている。
ポルトフィーノと同じく、フロントエンジンリアドライブ(FR)仕様を取り入れているローマ。エンジンは3.9LV型8気筒ツインターボを採用。最高出力は620PS、最大トルクは77.5kgmを叩き出す。
欧州における最新排出ガス基準であるユーロ6Dに適合させるべく、ガソリン・パティキュレート・フィルター(GPF)を搭載するなど、環境への配慮にも抜かりはない。トランスミッションは8速のデュアルクラッチを使用する。
車両重量はポルトフィーノよりも73kg軽い1472kgであり、0-100km/h加速は3.4秒、320km/hの最高時速を叩き出す。オプションでレベル1の運転支援システムを導入でき、アダプティブ・クルーズ・コントロールや緊急時の自動ブレーキなど、事故防止技術が使えて安全面もレベルアップしている。
「バリアブル・ブースト・マネジメント」は、ギアに合わせてトルクを調整し、加速や燃費の最適なコントロールにつなげられる。これをはじめ、本格的なテクノロジーの数々を1台に凝縮している。
現時点では正式な納車時期や車両価格は明らかになっていないが、市場にリリースすれば多くのカーマニアの注目を集めそうだ。
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