SUV界の新トレンド? トヨタ・ライズ、受注台数3万台超え3つの理由とは

2019年12月7日 21:28

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トヨタ・ライズ(画像: トヨタ自動車発表資料より)

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 トヨタ自動車が11月5日に発売した新型コンパクトSUV「ライズ」。発売開始から約1カ月たった12月4日時点で、約3万2,000台の受注が明かされるなど、大きな話題となっている。月販目標は4,100台だったところ約8倍の成果が生まれた。SUV市場の新トレンドともいえる活躍ぶりの背景は何か。3つの理由を探ってみた。

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 1つ目はサイズ感と思われる。全長3,995mm、全幅1,695mm、全高1,620mmと、SUVとしては街乗り向けに小回りが利きやすいサイズ感で、その意味では軽自動車やコンパクトカーにも引けを取らない。通勤や買い物にも気軽に乗れるほか、住宅街などの狭い道でも楽々走りこなせるコントロール性が見られる。こうした魅力が多くのドライバーの心をつかんでいるようだ。

 2つ目はSUVのエントリーモデルとしての印象深さだろう。SUVの従来のイメージは、荒れた道も力強く走りこなしたり、大量の荷物を運んだりと、実用面や走行性能から見られる力強さがメインだった。ライズはSUVとしての基礎を押さえつつも、コンパクトサイズならではのどこか愛嬌を感じる見た目や街乗りとしての使いやすさがある。近年需要の大きい軽自動車やコンパクトカー的なテイストがウリのようだ。

 3つ目は安さと考えられる。ライズの新車価格は標準グレードの「X 2WD」で167万9,000円という設定である。トヨタのコンパクトSUVにはすでにC-HRがあるが、こちらはガソリンモデルでも標準グレードの「S-T」で236万7,000円を要する。ライズの新車価格は小さなSUVとしても異例の安さが見て取れる。そのうえ、369Lの荷室やレーンキープコントロール、駐車支援システムといった安全装備にも恵まれており、コストパフォーマンスの高さが望める。

 3つの魅力が相まって、ライズは多くの人に愛されるクルマとして輝くことになったのだろう。OEM車両のダイハツ・ロッキーともども、今後の活躍にも期待がかかる。

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