家電小売市場、18年は前年並み ワイヤレスイヤホンやウェアラブルが好調 GfKジャパン

2019年2月16日 13:43

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 GfKジャパンは14日、18年の家電・IT市場動向を発表。18年の国内家電小売市場は7兆500億円と前年並みだったという。

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 大型生活家電は猛暑によるエアコン需要が市場を牽引、AV関連製品も買い替え需要増により好調だった。一方で、小型生活家電やIT関連製品においては牽引する商品が登場せず低調だったため、市場全体では前年並みに落ち着いたという。

■AV市場はワイヤレスイヤホンが牽引

 18年のAV市場は前年を上回った。なかでもBluetooth対応機、ワイヤレスイヤホンが市場を牽引。Bluetooth対応機の販売本数は前年より7割程度増加、完全ワイヤレスイヤホンは前年より3倍以上と大きく売り上げを伸ばしている。

 メーカー各社もワイヤレスイヤホンに注力。デザインや用途別など選択肢も拡大傾向にあり、最近は若年層のみならず年配層からの需要も拡大しているという。

 GfKジャパンが1月に発表したグローバルの調査結果においても、ヘッドホン・ヘッドセットは金額前年比40%増と拡大。ワイヤレス製品が市場を牽引したとしていることから、この勢いは国内外で当面続くと見られている。

 その他、薄型テレビの販売台数は前年比6%増の520万台、BDレコーダーは前年比7%増の220万台。両製品ともにアナログ停波からの買い替え需要を背景に伸長したとしている。

■ウェアラブル端末が堅調

 テレコム市場では携帯端末が前年比5%減の2,810万台。スマートフォンが縮小に転じ、SIMフリーの需要も一巡したとしている。

 ウェアラブル端末は前年比18%増の140万台。スマートウォッチがGPS機能や心拍センサー搭載の高機能モデルが好調で数量前年比55%増。コネクテッドウォッチが同95%増と大幅に伸長、市場を牽引している。

 一方で、フィットネストラッカーとスポーツウォッチはスマートウォッチ高機能化に伴い、マイナス成長になったとしている。

■生活家電市場

 生活家電市場は、エアコンが前年比12%増の920万台と大型家電市場を牽引。7月に平均気温が最高値を記録した地域が多く、需要が急増した。秋以降も好調を維持しているという。

 冷蔵庫も前年比4%増の450万台と堅調、洗濯機は前年比3%増の510万台としている。洗濯機は高付加価値製品が人気を博し、大容量化が進んでいるという。

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