Space Xによる月への初の民間宇宙旅行客、ZOZOTOWNの前澤氏が選ばれる

2018年9月19日 08:56

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 米民間宇宙ベンチャー企業のSpace Xは18日、月に向けた最初の民間宇宙船の旅行客に、ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの前澤友作社長を選んだことを発表した。人類が月に向けて飛行するのは、1972年のアポロ計画以来、46年ぶりになる。

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■火星移住計画を予定するSpace X

 Space Xは、Paypalの創業者のひとりであり、電気自動車メーカーのテスラのCEOでもあるイーロン・マスク氏が率いる宇宙ベンチャー企業だ。火星への移住計画を発表するだけでなく、2019年には世界ではじめて民間有人宇宙船クルー・ドラゴンを、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングさせることが1日発表されたばかりだ。

 Space Xが着手する月への宇宙旅行計画は、「BFR(Big Falcon Rocket)」と呼ばれるロケットにより遂行される。BFRは全長106メートルにも及び、同社が開発するFalcon 9(15メートル)やFalcon Heavy(30メートル)よりもはるかに大きい。1960年代後半から1970年代前半にアポロ計画で使用されたサターンV(110メートル)と同じような規模だが、サターンVと異なり再利用可能なロケットだという。

■月への有人宇宙飛行は46年ぶり

 今回Space Xが発表した月にBFRロケットを飛行させる計画は、将来実施される一連の火星移住計画に組み込まれている。2022年には貨物のみを載せた宇宙船2機を火星に上陸させ、2024年には世界初の有人宇宙船を火星に着陸させる計画だ。まずは、水を供給できるかや、危害を及ぼす物質等がないか確認作業を実施、また将来の移住計画のために、発電所や生活のためのインフラ設備を整えるという。ロケットエンジン用の推進剤を製造する施設も設置するとしている。

 1972年のアポロ計画以来となる有人の月への飛行計画だが、これまで24人しか月への飛行を行なっていない。月面着陸したのはたった12人だ。

■月への旅行客のひとりが前澤友作氏

 今回Space Xが発表したBFRに乗船する前澤友作氏は、ファッション通販サイトZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの社長だ。2012年2月には東証第一部に上場を果たした。

 前澤氏は最大8名の世界的アーティストを引き連れ乗船するという。2023年に1週間かけて月と地球を周回飛行する計画だ。(記事:角野未智・記事一覧を見る

関連キーワードテスラモーターズイーロン・マスクFalcon 9国際宇宙ステーション(ISS)火星スタートトゥデイ前澤友作

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