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Mozilla、ドイツで無許可のアクティビティ記録ツール入りFirefoxを配布
Web閲覧データを収集し、それに基づいたリコメンドを表示する「Cliqz」プラグインをFirefoxに同梱することをMozillaが検討しているという。Mozillaはまず実験として、ドイツでFirefoxにCliqzプラグインを同梱することが行われたようだ(Mozillaによる告知、Register)。この実験はドイツのユーザーを対象に行われ、FirefoxのダウンロードページからFirefoxをダウンロードしてインストールした場合、その「1%以下」のユーザーに自動的にCliqzがインストールされるという。
あるAnonymous Coward 曰く、
表示したURLとその滞在時間、マウスの動き、入力した文字列、IPアドレスなどが自動でCliqzのサーバーに送信され、このことを利用者は一切知らない(Reddit)。
最近の会議の結果、Cliqzを標準でFirefoxに搭載すること、そしてそれは標準で有効化されそのことを利用者に告知しないということが決定した。Mozillaの従業員、およびCliqzの支援者は「信頼しろ」とのことだが、オプトインを採用せず、そういったマルウェアをブラウザに組み込む人をどう信頼しろというのだろう。
プライバシー重要視のFirefoxフォーク「Tor Browser」を使ってるので無関係ではあるが、ここ数年プライバシーが軽視されがちになってきてるのはなぜなのか?
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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