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Qualcomm、米国際貿易委員会にiPhone輸入差止を求める訴状を提出
headless曰く、 Qualcommは6日、AppleがQualcommの特許を侵害しているとして、米国際貿易委員会(ITC)に訴状を提出したことを発表した(ニュースリリース、iPhoneが使うQualcommの技術に関するインフォグラフィック: PDF)。
Qualcommによれば、iPhoneの重要な機能を実現するのに必要な技術を含む6件の特許をQualcommが保有しているという。Qualcommはこれらの特許の1つまたは複数の請求項を侵害するiPhoneをAppleが米国に輸入・販売していると主張してITCに調査を求め、最終的にはiPhoneの輸入に対する限定的排除命令(LEO)につなげたい考えだ。LEOの対象はQualcommと提携しない企業が供給するベースバンドチップを搭載したiPhoneで、既に輸入済みの品に対する販売停止命令も求めているとのこと。
iPhoneが侵害しているとQualcommが主張する6件の米特許は8,698,558、8,633,936、9,608,675、8,838,949、9,535,490、8,487,658。主にパフォーマンスと電力効率を同時に向上させるための技術が中心となっているようだ。
Appleは1月、Qualcomm製チップのみを使用する条件でQualcommが割り戻していた特許料の一部が支払われなかったとしてQualcommを提訴。Qualcommは反訴しており、Appleに指示されて特許料支払いを拒んだFoxconnなどのサプライヤーを相手取った訴訟も提起している。また、iPhoneの輸入差し止め請求についても検討していると5月に報じられていた。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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