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稲田防衛相の南スーダン訪問、8日視察で検討か
民進党の辻元清美衆院議員は9月30日の衆院予算委員会での質疑後、南スーダンPKO活動の11月派遣隊に『駆けつけ警護』などの新任務を付与するかどうか、「10月8日には稲田防衛大臣は南スーダンを視察する検討をしているようなので、是非、現地の状況をしっかり見てきて、判断材料を持ち帰ってほしい」と自身のブログに書き込んだ。すべての国民が期待している案件だ。
一方で、医官の問題などついて、辻元議員は「質疑で南スーダンPKOに参加する350人の部隊に、医官が3人しかいないこと、初期治療のステップ1の設備しかないため、手術ができないこと(手術が必要な場合移送することになる)などが明らかになった」と発信。
加えて「救命救急士などの資格をもつ自衛隊員に200時間ほどの訓練を施した『第一線救護衛生員』が創設されるが、教育プログラムがつくられるのは来年以降であることも質疑でわかった」とし「間に合わないじゃないですか」と駆けつけ警護や宿営地の共同防護などの新任務を付与することで負傷するリスクが高まる中で、こうした医療体制が整わないなかでは付与すべきではないとの考えを示した。
辻元議員は「かけつけ警護という新任務がこの状況で本当に付与できるのか。しわよせをくうのは、やはり現場の隊員。私は、こうした状況で新任務を与えるべきではない、と強く思う」と任務付与に懸念を示している。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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